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Channel: このごろの下島八段と大表四段と長徳三段
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第63期 北日本本因坊戦 予選

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1月15日、第63期北日本本因坊戦の予選が北日本新聞社にて行われました。




2月から行われる挑戦者決定のリーグ入りをかけ、約30名の強豪が予選、決勝トーナメントと激戦を繰り広げました





中でも小学生の橋本君が決勝トーナメントの決勝まで勝ち進み小学生リーグ入りが期待されましたが、そこは大ベテラン廣瀬さんが譲りませんでした


結果は、
廣瀬茂さん(リーグ入り16回目)
蔵島大造さん(リーグ入り3回目)
内藤亮さん(リーグ入り4回目)
源明彦さん(初)
宮岸黎明さん(初)
となりました。おめでとうございます 
上記5人に加え前期シードの竹宮さん、和田さん、舘さんを加えた8名でリーグを争います。
熱戦の様子は、北日本新聞の囲碁欄でも紹介されます。

以下決勝トーナメントの組み合わせ












とんぼ 指導碁会

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1月30日、とんぼ(高岡市)で、今年初めての指導碁会が行われた。とんぼでは、年、6、7回開催している。
今回は、大人15名、高校生6名、小学生1名が、それぞれ、下島陽平八段ことへいちゃん先生と手談を交わした。




みなさん、棋士と対局できることを純粋に楽しまれる方が多いのだが、今回は、目標を持って臨まれた方も何人かおられ
そのうちのお一人を紹介しよう。

Hさん、現在は2級くらい、家族からは「お父さん、(囲碁教室に通い始めて3年)まだ初段にならないの?」と普段からはっぱをかけられてるとの事。
家族から囲碁の話題が出るとは、温かい家庭なんでしょうね。
そこで、「ではへいちゃん先生に7子で勝ったら、初段の免状を取得しましょう」と小生。
「いやいや、まだまだ、勝てるわけはありません」
「大丈夫です。4面打ちですし、勝つチャンスはきっとありますよ。家族の期待も担って打つのですから、普段以上に力も出るというものです。
それと先生には、いつもより厳しく打ってもらうように話ししておきますから^^勝てば自信になるでしょうし、大会にも初段で出るようにしましょうか」
「そんな殺生な。(先生には)余計なことは言わないでください」 という内輪話があり、事前に囲碁教室などで、数回の7子局の布石などを研究しながら、対局に臨んだ。
へいちゃん先生には前もって事情は話ししておいた。
「7子では、2級のHさんが大変なのですが、かくかくしかじか、これまでの事情もあり、先生に勝ったら、免状を申請しますので、よろしくお願いします」
「どうしたら良いですか^^」とへいちゃん先生。
「特に手心を加えていただくことはありません。もし負けても、まだ次のチャンスがありますし、勝つまでチャレンジしようと言うことになってますから。むしろ、きびしくお願いします^^」
「わかりました」
で、注目の結果は、というと・・・・・・善戦空しく、黒の6目負け、うーん惜しい!!でも6目差なら次回は射程距離だ。


「初段の免状を襖に飾っておき、毎日手を合わせてると、不思議と実力も付いてくるんですよ。姿勢が大事なんです」
「「そんなもんですかねぇ」
「そんなもんですよ」
 初段獲得は、次回以降にお預けになり、ご家族の声援に応えることはできなかったが、それでもHさんは精一杯打てて満足そうでした。
しっかりした目標が出来たから、きっと大願成就もすぐそこに来ていることでしょう。

夕方からは、県西部の2校の囲碁部の高校生たちがそれぞれ3名ずつ計6名、へいちゃん先生の指導を受けにきた。



「ほんとに強くなったね。もう初段近くあるよ」
「そうですか、うれしい!」
「ここはね、こう打つとこうなるだろう?するとね・・・。」
高校生相手となると、へいちゃん先生も表情が和らいでくる。T工業高校の引率の顧問のS先生も、昨年から生徒たちと一緒に囲碁を始めたのだが
ずいぶん上手になられた。写真のように、黒の陣地がちょうど100目!




しっかり完勝、シングル級も間近なことだ。
「生徒たちにも負けたくないので、頑張ります^^」
剣道部の顧問もされてるとのことで。お忙しいことだが、きっと生徒からも慕われていることだろう。

「どう?初めての碁会所は。」
「とても楽しかったです。また来たいです」
「そうだね、みんなのおじいちゃんたちはこういうところで碁を楽しんでるんだよ。社会勉強になって良かったかな。ではやりかけのプリントは、帰ったらみんなで研究してね」
「また来るんだよ」
「ありがとうございました」

へいちゃん先生「みんな、ずいぶん強くなりましたね。今度会うのを楽しみにしています。」
「たくさん打っていただいて、ありがとうございました。では来週の支部連合会の総会はよろしくお願いします」
「はい、ではまた来週」名古屋まで約300キロの道のり、決して近くはないけれど、へいちゃん先生はいつものように、愛車に乗って颯爽と帰っていきました。お気をつけて。
(風)

2017年 富山県囲碁連合会総会

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2017年2月4日から5日にかけて高岡市のまんよう荘にて富山県囲碁連合会総会が行われました。

支部の代表者、連合会役員、運営委員、各地域で教室などの活動をされている方々の他、日本棋院中部総本部より小県九段、へいちゃん、森さんにも来ていただき
熱い議論が交わされました










主な議題としては
■2017年度行事計画・予算について
■支部の運営について
■普及活動について
■機関紙2016年版 刊行(その場で配られました。近いうちに左上の機関誌ー烏鷺悠遊コーナーにPDF版をアップします。)

会議の後は夕食前のお楽しみ、小県九段、へいちゃんによる昨年からネット碁界を賑わせていた"Master"の碁の解説。
”Master”はネット碁に突如現れ、世界の強豪相手に連戦連勝。(最終結果60連勝、負けなしでした。 後日、アルファ碁のバージョンアップ版との発表がありました。)






ボケ役(小県九段)と、ツッコミ役(へいちゃん)。 全国放送されないのはもったいないくらいの名(迷?)解説でした


●その後の夕食会の様子










●自由時間・指導碁


北日本本因坊リーグメンバー勢ぞろい




今年も長時間議論が交わされ、みなさん富山囲碁界をもっとよくしたい気持ちが伝わってきました
2017年も振り返っていい年にできるよう連合会一同頑張っていきましょう




記事・写真; 嫁さんの気性を予報できない「気象予報士」
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広田会長から、熱い思いを追記したいとのことなのでお伝えします。


 

総会を終えて  県支部連合会会長 広田 徹

 
42回目の総会を無事に終えた。

今年のメーンテーマは「学校(公民館含む)で囲碁」。子供たちにいかに囲碁を知ってもらうか、そして生涯の趣味にしてくれるのか、
この命題に取り組むべく、今回は、棋士を含めて、35名の有志たちに集っていただいた。

富山では、10年ほど前から、ジュニア大会を年に数回実施、そして一昨年には、「親子で学ぶはじめての囲碁」下島陽平八段監修 
を県内の全小・中学校360施設に、そして昨年は県立高等学校56校に、さらに、漫画「ヒカルの碁」全23巻を希望の小学校11校に寄贈している。
この種まきの状況から、一歩進み、今年から、主に小学校で囲碁クラブを新設してもらうよう、積極的に学校に働きかけようということになった次第。

現状は、県内189の小学校の内、(連合会で把握している)囲碁が出来る学校は24校。この数は、決して多いとはいえない。
そこで、各支部の方々や運営委員など、有志者たちの力を結集して、ここ数年のうちに、囲碁が出来る学校(公民館含む)を一気に増やそうと言うことになった次第。
講師の数や道具をそろえるなど、課題は多いが、そこは、連合会と連携を取り、しっかりサポートさせていただくことになる。

画面の中のゲーム全盛の時代に、囲碁を知ることの魅力は大きい。若者たちの人格形成期にあたり、囲碁を学ぶ過程において、色々な役割を果たすことは
囲碁をする人ならみなさんご承知のとおりだ。同時に、講師をする人たちのメリットも大きいものがあるだろう。
同じ地域の子供たちとの年代を超えての交流を実現して、囲碁を広く普及し、子供たちに囲碁を学ぶ機会を作ることは僕ら大人の責務な気がしている。

囲碁クラブがどれだけ増やせるか、今年そして来年ネンリンピックが富山に来る、ここ2年がとても大切な期間と思って、気合いを入れているこのごろである。











富山文化センター囲碁大会

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3月12日、へいちゃん先生をお招きして、囲碁教室で習っている方々の囲碁大会が行われた。

参加者はAクラス(1級〜有段)13名、Bクラス(2級以下9名)計22名。





今回は、先生にも、リーグ戦に入ってもらう形で、それぞれ5回戦を戦った。先生は9段格、ということは1級と9子局
それ以下の級の方とは1級差10目のコミをプラスした。最も低い方は7級なので、手合いは9子局+コミ60目もらいだ。どちらが勝ったのでしょうね^^




 

「なるべく多くの方と対局したいと思います」の挨拶で始まった大会も
9時半〜16時頃まで、終わってみると、先生は22名全員と対局されていた






「僕を褒めてください」とへいちゃん先生。それにしてもお見事
終局後には、それぞれワンポイントの指摘は欠かされないし、勝率は、強きをくじき弱気を助ける精神で、3割ほどだったらしい。
みなさんから慕われる所以である。






昼食休憩時には、大盤解説をお願いした。選んだ棋譜は、大澤健朗三段対大表拓都初段(おかげ杯予選から)
大澤さんは、当地には何度も指導(昨年は当教室での指導あり)に来ていただいており
みなさんも良くご存じ、そして大表君とも小さい頃から、対局その他、交流がある。大表君の恩返しなるか、との興味ある1局だった。

 

わかりやすい解説も終わり、大表君の話題になった。

「先生から、ご覧になって、大表君の実力はいかがですか」

「他の有望な若手とそう差はないと思います」

昨年は、10勝5敗。今年は、ここまで6勝1敗、順調な成績だ。

「竜平君や虎丸君とはどうですか」

「そんなに変わらないと思います」

「今、一番打ててる若手の一力君とはいかがですか」

「そんなにそん色はない、変わらないところまで来てると思いますよ」

 

へいちゃん先生は、大表君が、ジュニアの頃から「全国優勝出来る力はある」とたびたび指摘されてきた。
そして大表君もその期待に応えるかのように、中学生、高校生、そして社会人(朝日アマ名人)で、優勝を積み重ねてきた。
そして、今も、「有望な若手たちとそう変わらないところまで来てるのではないか、あとは本人の努力次第」とのこと。
それが証拠に、この後の予選決勝で、本木克弥7段に勝ち、本戦入りを決めた。広島アルミ杯での雪辱をしたのだ。
棋士の一番の良薬は何と言っても勝利だろう。一度でも勝てば、自信になり、そのあとの対局は五分と五分だ、もう臆することはなくなる。

 

「そうですか。ではみなさん、大表君が史上初めて富山にタイトルを持ってくる日も、そう遠くないかもしれません。楽しみにしてましょうね」

「先生、今日はありがとうございました」

ほんとに、へいちゃん先生は、稀有な棋士、日本碁界にとっても大切な棋士だと思う。
それぞれオンリーワンの棋士として、対局や普及面でも、これからも光り輝く存在であってほしいと願っている。

記事&写真 風

第27回 富山県囲碁級位者大会  

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3/19(日)富山県に春を告げる囲碁級位者大会が富山県民会館で開催されました
富山県内から級位者約60名が参加しました。
またへいちゃんもはるばる名古屋から東海北陸自動車道を経由して富山まで約300kmの道のりを経て会いにきてくれました
 


廣田会長「今年で27回目。第1回大会はボルファート富山で,参加者約150名,全員年配の方でした。今では半数以上が子供たち,時代の流れを感じます。」
 



へいちゃん「第4回WBC(ワールドベースボールクラシック)で日本代表チームが快進撃中。
      この大会は,各予選リーグの後,4人が各決勝トーナメントを戦うのでWBCと同じシステム。
      強い人の大会は勝負に厳しい雰囲気があるけれど,この大会は和やかな雰囲気で一番好きな大会です。」



開会式の後は上は無差別、下は入門クラスまでの6クラスに分かれて対局が開始しました。



無差別・Bクラス リーグ戦




Aクラス




B・Cクラス




Dクラス




富山県自慢の丁寧な指導碁




日本一やさしい廣田会長の入門教室



へいちゃん五面打ち指導碁 今回もほぼ全員の子供たちと打ってくれました






昼休みにはへいちゃんの囲碁解説がありました 棋譜は、人工知能Master 対 朴九段から。(少し難しいかな。)
解説の間中、子供達からへいちゃんに質問がいっぱい飛び出します

Q1 尊敬する先輩は?
A1 「小林覚先生。囲碁が強く,人柄も見習いたい。囲碁の普及にも情熱的に取り組んでおられる」

Q2 強くなるにはどうしたらいいですか?
A2 「いっぱい対局すること。子供たちが詰碁をやっても続けるのが大変。楽しく実戦を重ねるのが一番だと思います。」
  
Q3 今までどれくらい負けましたか?
A3 「ロになってから対局で500勝300敗くらい。指導で富山の子供たちに勝ち星をいっぱいプレゼントしているので10000敗くらいかな


そのあとはへいちゃんと子供達と連碁で楽しみ、最後は恒例のじゃんけん大会






谷川峻君、ジャンケン大会で碁盤・碁石を獲得。満面の笑み



全国でも珍しい、級位者にスポットを当てた大会。 みんな楽しんでくれました 今後も続けていきたいですね


[大会成績]
■無差別クラス
 優勝 森本 悠歩
 2位 安達 健作
 3位 加藤 惇
 4位 嵯峨 愛
■Aクラス
 優勝 永田 大和
 2位 本林 光男
 3位 西田 光弘
 4位 米田 有佑
■Bクラス
 優勝 前 景陽
 2位 田中 真仁
 3位 山田 湘太
 4位 橋本 彩芽
■Cクラス
 優勝 森 隆生
 2位 大山遥暉
 3位 中田 眞歌
 4位 村椿 大輔
■Dクラス(全員でリーグ戦)
 優勝 奥村 稟央
 2位 米田 桜 
 3位 山崎 ひなた
 4位 宮寺 奏和子
■Eクラス(入門クラス)
 優勝 谷川 峻


記事写真 嫁さんの気性を予報できない「気象予報士」
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拓都君 おかげ杯本戦、阿含・桐山杯最終予選進出!!

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拓都君の勢いが止まりません

先日行われた、おかげ杯では予選決勝で前回若鯉戦準決勝で敗れ、悔しい思いをした本木克弥七段に勝利し、見事本戦出場を決めました

また、阿含・桐山杯でも大ベテランの林海峰名誉天元に勝利し、最終予選に進出しています。(最終予選の相手は坂井秀至八段 勝てば本戦出場)

富山県囲碁界一丸となって、これからも拓都君を応援していきましょう


林海峰名誉天元との棋譜を拓都君の解説付きで近日アップしたいと思っています。 楽しみに待っていてください。

拓都君の喜びの言葉だけ先に載せておきます。

「大先輩の林先生に内容はよくなかったですが、勝って自信になりました。 次も強敵ですが良い碁を打てるよう頑張りますので応援よろしくお願いします。」

第4回下島陽平杯 囲碁の集い

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4月23日(日)、富山県に春を告げる第4回下島陽平杯 囲碁の集いが越中座にて開催されました。
富山県内から41チーム123名、応援を含めて約150名が参加しました。(申請段・級位に基づくハンディ戦)
加藤正夫先生の意思を受け継ぎ,加藤正夫杯(約25回)、梅沢由香里杯(2回)、そして下島陽平杯(4回目)です。



 
廣田会長開会挨拶
「本大会のモットーは
・一碁一会
・皆さんが主人公
・子供たちの成長の手助けを
「70級レンジャー」チームの20級のジュニアが,七段格のMさんと打つときは
置き石28子です皆さん楽しんで打ってください。
 




へいちゃん挨拶
「プロは個人対局ばかりですが、つい最近3名の団体戦に出場しました。33チーム参加した中、ベスト5入賞。本当に楽しかったです。
また8/18(金)〜20(日)には,僕の故郷,長野県駒ケ根市でジュニア(富山県VS駒ケ根市)交流会を予定しています。囲碁交流の輪を広げていきたい」


今回も豪華賞品を用意しました 碁盤セットはジャンケン大会の優勝者に




















「富・富・富の仲間たち」 VS「碁(Go).Fight.Win」 合計の年齢差約200才の対決



へいちゃんの指導碁コーナー 優しく丁寧に。たま~~に厳しく




お昼はみんなでランチ 休憩時間、子供たちは庭遊び




  
お楽しみコーナーとしてへいちゃんのゆるゆる自戦大盤解説会。(トライカップ本戦 下島陽平八段(白)VS鶴田三段)  聞き手は小坂ゆう香さん






結果、優勝は 「半目の損たく」 チームでした おめでとうございます。



最後は恒例のジャンケン大会。 冒頭で紹介した、碁盤セットを見事ゲットしたのは、Oさん。 お見事です










へいちゃんへ子供たちから寄書きが授与されました。 いつもながら名古屋からはるばるありがとうございます。
次は5月7日のフレンズ碁でへいちゃんに会いましょう






【成績】
■最優秀 「半目の損たく」宮岸黎明 朝倉隆 橋本光陽
■優秀  「年寄りの冷や水」佐々木稲男 深野吉雄 五十嵐靖夫
■優秀  「華の20代」源明彦 小田切薫敬 吉田可奈
■優秀  「トランプより囲碁ファースト」尾崎孝嗣 土肥義一 野澤幸広
■優秀  「そん碁くう」麻生憲 塚本聡 塚本恵
 
【ユニークチームネーミング賞】
■1位 4票 70!級(キュウ)レンジャー
■2位 4票 スター魚津
■3位 3票 そん碁くう
■4位 2票 ブルゾンゆう香with GO
■5位 2票 杏のシンフォニー(奏でる)

○全勝賞
宮岸黎明 橋本光陽 太田 尾崎孝嗣 山本敏 大野 深野 米田憲 大山遥 



記事写真 (嫁さんの気性を予報できない)気象予報士
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拓都君 絶好調

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拓都君の勢いが止まりません
本日の手合いにも勝利し、今年9勝2敗と好調です。

以前にもお知らせしましたが、4月6日に行われた阿含桐山杯予選A 林 海峰名誉天元との一番をご紹介します。
結果は勝利し、みごと最終予選進出決めました。


黒 大表拓都 初段  白 林海峰 名誉天元  155手まで以下略 黒中押勝ち   

※65、112、89 90の一路下 


以下、拓都君の解説

序盤黒、39までしっかりつながり不満のないワカレ
53が失着で58から要石を取りに行けば黒が良かった。
69もおかしい手で白が無事につながり、白優勢です。
77は勝負手。 しかし78が緩みのない手で黒が困っています。
実戦は中央の大石が死にそうで負けを覚悟しましたが、122が失着。
一路下のコスミツケをきかし、取りに来られるとわかりやすく死んでいた。
132も悪手で、133に石がきては生き形になり黒が逆転。
153、155が勝着で左下がコウになっては勝負が決まりました。

大先輩の林先生に内容は良くなかったですが勝って自信になりました。
次の相手(坂井 秀至八段)も強敵ですが良い碁を打てるように頑張ります。


まだ対局日は決まっていませんが、拓都君が全力を出せるようにぜひ応援をよろしくお願いします。

とんぼ指導碁会 3月・4月編

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3月・4月に行われた、囲碁サロンとんぼでの指導碁会の様子を報告します。
広田会長節の効いた文章はおもしろいですよ


3月と4月の指導碁会の風景

 
2月のとある日のこと、
「Y田さん、おいくつになられましたか」と問うと「3月14日で満92歳になるんだよ。ホワイトデイに生まれたんだ」
とハイカラなことを言われる。


「では、近いうちに下島八段が見えられますので、対局をしてみませんか」
Y田さんは、10数年来のとんぼの常連さんで6段格の豪の人だが、これまで決まったお相手がおられたこともあり、不思議と対局の機会がなかった。

「いやいや、これまでプロと打ったことはないんだよ」

「えっ、ただの一度もですか」

「ずーっと昔、地方棋士をしてた人とは打ったことあるがなぁ」

「新潟のN口さんですか」「そうだったかなぁ」
長年碁を楽しんでこられて、これだけお強いのに、プロと一度も対局したことがないとは!?

「じゃぁ、ぜひ打ってみませんか。お代は要りません。僕からの誕生日プレゼントです」
「何子置けばよいかな」
「3子でどうですか」
「4子!」
「了解です。楽しんでくださいね」




 
で、当日を迎えた。写真一番奥がY田さん。いつもそうなのだが対局が始まると、無駄口は一切されず、終局までずっとあのままの姿勢が続くのだ。
1時間ほど過ぎると4面打ちの対局は次から次と終局になり、対局者が交替するのだが、山田さんのところだけあのままだった。
そしてピッたし2時間ほど経った頃、「細かそうですねぇ」と
へいちゃん先生の声。数えてみるとピッたしジゴ!!
「持碁!?ですか」
観戦していた周りの方から期せずして拍手が鳴る。
「本当にお強いですねぇ^^」とへいちゃん先生。
『ひょっとして、ジゴにされたのですか』充実していただろうお二人の手談に、不粋な言葉をかけるのは野暮というものだ。

 
「(プロとの初対局は)どうでしたか」
「いやぁ、強いわぁ。ヨセでどんどん寄せられてねぇ・・・」
楽しかったのだろうということは、Y田さんの満足そうな表情を拝見すればすぐにわかった。

そうですか。でもほんとに強いのはY田さん、あなたですよ。週に4日、風の強い日も雨が降っていても
(電動)自転車で1時きっかりに来られ、だれかれなく6時頃まで打ち続けるあなたは、碁打ちの鑑、とんぼの杉内九段、とんぼの宝
はたまた可愛いモンスターです。体力、気力ともに充実、90を超えてこれだけ打てる方は、全国でもそうそうおられない気がします。
これからもいつまでもお元気で囲碁を楽しんでくださいね。

この日は、Hさんの初段獲得決定の1局(おめでとうございます)や、高校生たちの強化練習会もあり
終始賑やかだったが、主役は間違いなくY田さんだった。
「今度いつ来られるのかな」


 


そして4月
Y田さんの2度目の指導碁。終局後{どうでした}と声をかけると「5目負け!」ちょ
いと悔しそうだったが、顔は笑っておられた。普段は黒を持つことはほとんどないの
で、Y田さんにとっては、とても新鮮だったことだろう。

「今度いつ?」Y田さんが、だんだん子供に見えてきた^^

 
記事&写真 風
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第12回朝日アマ名人大会富山予選&第27回フレンズ碁

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5月7日(日)に第12回富山県民会館にて、朝日アマ名人戦富山県大会が開催され
16名が県代表を目指し熱い戦いを繰り広げました




平ちゃん挨拶
富山県の人は真剣に囲碁に取り組んでいて、県代表になるのは大変です。皆さん、日頃の研鑽を発揮してください。
また、8月にジュニア交流会(富山&長野県駒ケ根市)を予定しています。
子供達のため、囲碁のため、僕も貢献していきたいと思っています。




優勝決定戦は昨年本予選で優勝した宮岸さんと藤平さんとの対決に。
熱戦の結果、中盤で優勢を築いた藤平さんがそのまま押し切った。




藤平さん抱負
全国大会ではクジ運に賭けたい。
初戦は勝てる可能性のある相手と当たり、2回戦で全国的な強豪に勝って最低で計2勝を目指したい。
 
■大会結果
 優勝 藤平 琢磨 (富山市)
 2位 内藤 亮  (滑川市)
 3位 朝倉 隆  (黒部市)
 4位 宮岸 黎明 (黒部市)
 5位 廣瀬 茂  (富山市)
 6位 原  洋一 (高岡市)
 7位 高橋 秀和 (富山市)
 8位 和田 博司 (高岡市)
 9位 源  明彦 (高岡市)
 10位 宮崎 勇人 (富山市)

いっぽう、隣では第27回フレンズ碁が行われ子供から大人までわいわい楽しみました
クラス別の対局やへいちゃんの指導碁、最後には恒例のじゃんけん大会もありました











記事&写真 (嫁さんの気性を予報できない)気象予報士
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拓都君 阿含桐山杯 本戦進出!!

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本日5月18日、拓都君が阿含桐山杯本戦出場を懸けて坂井秀至八段との対局に臨み、見事勝利をおさめ
初の本戦入りを果たしました

後日、棋譜を載せますのでお楽しみに

第14回文部科学大臣杯 小・中学校囲碁団体戦 富山県大会

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2017年6月11日(日) 高岡高校にて、14回文部科学大臣杯 小・中学校囲碁団体戦 富山県大会(チャレンジ碁)が行われました。
今大会にもへいちゃんが駆けつけ、みんなにエールを送ってくれました。




今大会の第1チャレンジ碁のほうは7月末に日本棋院で行われる全国大会の予選も兼ねています
中学校1校、小学校3校が参加しました。







 
富山県代表の皆さんです。




 学校代表の次チームや、3人が揃わなかったチームなども、第2チャレンジ碁で囲碁交流大会が行われました。


 

下島陽平八段や廣田会長による指導碁もありみんな棋力向上&楽しめたようです






<大会結果>
 
中学校の部
富山県代表:魚津市立東部中学校(佐々木智大、中松誠悟、上野優希)
 
小学校の部
富山県代表:黒部市たかせ小学校(永田大和、堀田晃生、山田空亜)
 
おめでとうございます。
全国大会がんばってきてください。

第29回フレンズ碁・第39回世界アマ富山予選

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6月25日(日)北日本新聞社にて、第29回フレンズ碁と、隣の会場で第39回世界アマ富山予選が行われました
へいちゃんも、もちろん来てくれましたよ

フレンズ碁には子供たち、パパ・ママ総勢約50人が参加しました。




開催の挨拶  廣田支部長
「おじさん何才に見えますか」
「60才」
「はずれ!! 子供達もパパ・ママも碁を打つ人は若く美しく見えます。特に女性は美少女に戻ってください」




へいちゃん挨拶
「楽しく,そしてたくさん打ってください。今日は子供達全員と打ちます」








今日の最年少の子は3才。井山さんが初めて囲碁に接したのは4才頃なので、将来は井山さんより強くなる子が富山から出てくるかも










へいちゃんの指導碁はいつも人気  やさしくやさしく丁寧に。  みんな強くなーれ



【大会結果】

○Aクラス(有段〜8級)

 ・優勝 橋本彩芽(富山市)

 ・2位 永田大和(黒部市)

 ・3位 堀田晃生(黒部市)
    
     米田有佑(黒部市)

     前 景陽(富山市)

○Bクラス(9級〜19級)
 ・優勝 奥村稟央(南砺市)

 ・2位 中田眞歌(南砺市)

 ・3位 谷川心陽(黒部市)

○Cクラス(20級〜)

 ・優秀賞 永田武蔵(黒部市)

 ・優秀賞 塚本聡太(魚津市)

 ・優秀賞 松田彩聖(高岡市)



変わって朝日アマ富山県予選。 県代表の座をかけ、激闘が繰り広げられました。
果たして結果は



中:優勝 内藤 亮  (滑川市) ⇒全国大会へ
右:2位 藤平 琢磨 (富山市)
左:3位 源  明彦 (高岡市)


おめでとうございます 内藤さんの県代表は約10年ぶり2回目です。
全国大会でも活躍を期待します




2017年 第24回 囲碁林間学校

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夏の一大ベント、第24回囲碁林間学校が7月8日から9日にかけて立山青少年自然の家にて行われました
今年は、子供達、パパママ、富山県囲碁関係者約120人が集いました。過去最大の参加数だそうです
今年もへいちゃんや拓都君がかけつけてくれ、みんなと一緒に楽しみました





会場の国立立山青少年自然の家です。 今年は天候に恵まれました




立山青少年自然の家は大辻山(1361m,富山の百山)の山麓にあります。 大辻山は登山口より往復約5時間。山頂からは立山連峰の絶景が広がります。
左より,剣岳2999m(日本100名山,日本のアルピニストが憧れる「雪と岩の殿堂」) その右,奥大日岳2610m(日本200名山)
中央,立山3015m(日本100名山,深田久弥(日本百名山著者)「これぞ名山中の名山」) 右下,称名峡谷と称名滝(落差350m,日本一) 






廣田さん(富山県囲碁連合会会長) 開会の挨拶。
「今年で24回目。一回目のことをよく覚えています。 今年は総勢120名。近年では最大の参加人数です。ここでは毎年、星座観察が楽しみです




拓都君 (日本棋院,初段)
「小学校2年の時に初めて参加し、小学校6年まで毎年楽しみでした。 10年ぶりに参加します。子供達全員と打ちます」





へいちゃん (日本棋院,八段)
「今年は富山県だけでなく、埼玉・名古屋・京都・神戸からも来ておられます。囲碁は世代が違っていても皆で楽しむことができる素晴らしい競技です。 僕も子供達全員と打ちます」


林間学校の流れとしては、棋力別に各クラスに分かれてクラス内でリーグ戦や講師の指導碁、詰碁問題などで最終的に成績を決めます
順位の評価点はクラスによって毎年様々 いっぱい対局を打てば打つほど順位が高い傾向があります

合間に紙飛行機コンテストや、楽しい食事、夜にはプラネタリウム鑑賞もあり囲碁だけではありません



指導碁風景 NO.1



















対局の合間の石田さんの,紙飛行機折り紙教室
石田さんは,紙飛行機つくりの名人 実力も「折り紙付き?」です





2日目に教室で習った紙飛行機での滞空時間勝負 こちらは泊まった部屋ごとでチームを組んで代表者によるトーナメントが行われました





「囲碁負けても,紙飛行機飛ばしは負けないぞ」




指導碁風景 NO.2











今年も「謎の覆面」登場。正体は? 「私は,山の神様「カモシカ」である。子供達、かかってきなさい」




角田ちなつさん指導碁 噂をききつけ京都から参加してくれました。






足立泰彦さん指導碁  こちらも噂をききつけ神戸から参加してくれました。 お面も似合っております 笑 




立山青少年自然の家は食事も定評があります。へいちゃんは子供達と「いただきます」。




夜はプラネタリウム。富山大学天文研究会の学生さん、解説ありがとうございました。






続いて囲碁普及活動について熱い議論。 今後のこと、指導での苦労などなど、夜遅くまでお疲れ様でした。




7/9 早朝。有志(大人3人,ジュニア3人)来拝山799m登山。往復約1時間30分。山頂で7路盤,真剣勝負。


閉会式・表彰式





成績上位者には景品を  参加したみんなに認定証を渡しました 




また今年の富山県代表(小学生・中学生・高校生)の子供たちに全国大会に向け決意表明をしてもらいました。
全国でも頑張ってきてね




締めは恒例のじゃんけん大会 一番盛り上がります 笑



最後にみんなでパチリ  一生の思い出になるといいなあ








【成績】
・Aクラス(有段〜2級)
1位  橋本 和志
2位  和田 晨
3位  山田 空亜
3位  堀田 翔貴

・Bクラス(3級〜9級)
1位  松原 輝
2位  澤田 譲太
3位  奥村 稟央
4位  中田 眞歌

・Cクラス(10級〜19級)
1位  山崎 ひより
2位  谷川 心陽
3位  山本 麻央
4位  大山 寛翔
特別賞 大蔵 修馬

・Dクラス(20級〜初心者&パパ・ママ)
1位  永田 武蔵
2位  塚本 聡太
3位  長谷川 恒太
4位  塚本 恵太
詰碁賞 宮本 尚輝

・下島賞
川腰 颯都 

・大表拓都賞
佐々木 智大

・宮岸黎明賞
永田 大和

足立泰彦賞
辻 桜織 (埼玉)


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野村囲碁少年団&定塚囲碁少年団 プレ交流戦

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日頃、各地域で普及活動されている方はご存知かと思いますが、学校に囲碁授業や、クラブ活動を入れ込むのは大変なこと。
そんな中、連合会長が中心となって今年8校の囲碁クラブが新設された。
8月上旬、その「学校囲碁クラブ」同士の第一回記念交流戦が囲碁サロン「とんぼ」にて行われました
今回、会長に様子やその熱い思いを記事にしていただきましたのでご紹介します。


県ジュニア碁界、新しい歴史の1ページが刻まれた!

近年、「学校に囲碁クラブを作りたい」との機運が高まってきて、今春から、高岡市内及びお隣の市の小学校8校に囲碁クラブが新設された。
高岡市には26校の小学校があるが、できれば、ここ数年のうちに、できるだけ多くの学校にクラブを作りたいと考えている。

ただ、現実にクラブができたとしても、月に一回程度の活動では、囲碁の面白さを伝えることは至難である。
活動時間を長くして、より囲碁に関心を持ってもらう工夫がほしいところだ。

そこで、学校の了解を取りつつ、校区の公民館などを利用し
<ジュニア囲碁サークル(毎週末土曜日2時間程度)=囲碁少年少女団!ネーミングがいいですね^^>
を立ち上げようと計画して、結果5つの地域で囲碁を楽しめるようになった。

講師の方々は、クラブ、サークルともに、その学校の卒業生や地域で囲碁を親しんでいる方々

それぞれ3~4名お願いしている。人生の先輩たちとの交流は、子供たちに限らず、きっとたくさんの楽しい思い出も生まれるのでは、と期待している次第だ。

ゆくゆくは、少年団同士の交流会を実現したい。野球やサッカーのように、毎週でも行えるような環境を作りたい。

そして、今月、野村囲碁少年団(参加者5名)対定塚囲碁少年団(6名)のプレ交流戦が実現したのだ!!
試合開始。あーえーうー、気の利いたことでも話したかったが、うれしすぎて、言葉が出てこない!



「みんな、きょうはどうもありがとう。この歴史的な一日は君たちのおかげです」早く打ちたい!
「そうだね、手合いはオール互先です。じゃんけんで白黒決めようか。では挨拶をして始めてください。」
子供たちの棋力は飛びぬけて上手な子で12級。後は18級から20級台だ。
それでも対抗戦の雰囲気がよく出ていて、みんな真剣なまなざしで盤面を凝視している。とても良い光景だ。








「終わったら、下島先生に挑戦しましょう。今日はプロの先生と仲良くなる日だからね」





1回目の対抗戦も終わり、小一時間ほど経った時、「みんな、今日はおごりだ。アイス買いに行くよ!」いいの?やったー、おおーっ!!

外に出ると、強烈な陽射しも歓迎してくれてるよう、子供たちの嬌声が空に昇っていく。
みんな、あっという間に仲良くなってゆく。この一体感、みんなの笑顔がとても大切なことのように思える。

子供たちの真剣な眼差しを眺めながら「いい光景ですねぇ」と、下島陽平八段は何度もつぶやく。
全員と対局した後、みんなの可能性を感じます、楽しみですね、と嬉しそう。ほんとですねぇ。

今後、県内の小学校に広まっていってくれたら・・・ゆくゆくは数十校、数百人で交流会ができたら・・・
そして他県の囲碁少年団とも交流ができたら・・・東京ドームで全国の囲碁少年団との交流会ができたら!!!!夢は広がっていくなぁ。。。
何事もまずは最初の一歩から。さて、秋の本番(県内囲碁少年団交流会)に向けてこれからだ。


記事&写真 風

富山・駒ケ根ジュニア囲碁交流会

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長野県駒ヶ根市・伊那市の子供たちと、富山県の子供たちの囲碁交流会が、2017,8/18(金)〜20(日),長野県駒ケ根市で開催されました。  

8月18日(金)

長野自動車道,梓川サービスエリアにてパチリ

                    

富山チームは、バス移動。 6時高岡駅,7時富山駅,8時黒部インターで合流。
大人11名,子供13名。駒ケ根市に13時到着しました。 最長約7時間の長旅でした。バス内では、カラオケ大会・クイズ大会を楽しみました。
答えられるかな
  ○クイズ1 駒ケ根市を代表するB級グルメは
        A:ブラックラーメン
        B:ヤキソバ
        C:ソースカツ丼
  ○クイズ2 江戸時代に本因坊秀策が打った妙手の名前は
        A:鼻水の一手
        B:目ヤニの一手
        C:耳赤(耳垢ではない)の一手
  ○クイズ3 富山湾で捕れるブリ。ブリの子供は長野県で何と呼ばれているでしょうか
        A:ぶりっ子
        B:ハマチ
        C:イナダ
        D:フクラギ

交流会の会場は駒ヶ根市福祉センター。 
日本2位の高峰「北岳3193m」(右奥ピーク)が見えました



駒ヶ根支部 鬼頭支部長挨拶
 「駒ケ根出身の下島陽平八段が富山県囲碁ジュニア指導しておられる縁でジュニア囲碁交流会を開催できました。
  今日使用する囲碁盤は,下島先生・大澤先生の囲碁恩師の故北村先生が子供たちのために手作りされた碁盤を一部使っています」



故北村先生制作の碁盤。ベニア製です。




へいちゃん 「図画工作の授業で、北村先生と碁盤を作ったことを思い出します」

富山県支部連合会 廣田会長挨拶
  「約30年前,小学校の授業で『今日は一日囲碁だ』。そして下島先生、大澤先生二人のプロを育てた北村先生。
   下島先生にお世話になっている富山県として、一度お礼を言いたいと思い続けていました。残念ながら今年3月亡くなられましたが、
   今日は富山県ジュニアと駒ケ根ジュニアの交流会で恩に報いたい。」



下島先生(八段 日本棋院 中部総本部)挨拶
  「亡くなられた北村先生のご縁で、駒ケ根と富山のジュニア交流会を開催することができました。先生も喜んでおられると思います。
   富山だけでなく埼玉・名古屋からも、そして地元から駒ケ根市・伊那市の子供たちが来てくれました。
   将来再会して、あのとき一緒に囲碁打ってたんだという時がくると思います。夏休みの思い出をいっぱい作ってください」



交流対局。
駒ケ根チームは,大人5名,駒ケ根市ジュニア9名,伊那市ジュニア9名の布陣です。










へいちゃん4面打ち指導。二日間で子供たちほぼ員全と打っていただきました



大澤先生の4面打ち指導。こちらも二日間で子供たちほぼ全員と打っていただきました



富山県チームの宿泊先、駒ケ根高原旅行村のケビンです。





夜は、駒ケ根・富山合同バーベキュー
 大澤先生の乾杯で開始 「来てくれた子供たち,準備いただいた大人の皆さまありがとう。乾杯」














8月19日(土) 
2日目の午前中は,囲碁クイズラリーです
親分(へいちゃん)の命令で,子分(大澤先生)が編集した詰碁等の問題25題がケビンの廻りに隠れています。

富山と駒ケ根・伊那の子供たち4人の合同チーム+大人で挑戦です



子供たちが問題を探し回っています。 何題見つけられるかな? 何題解けるかな?



第24問。難問です。ヒント:囲碁第一人者の名前が隠れています





歩きスマホに詰碁発見! 岡尾さん(名古屋アミーゴより)名演技ありがとうございました



問題を全部解いたら,最後に「小ボス」「中ボス」「大ボス」と囲碁対局です


 
午後は駒ヶ根市福祉センターで囲碁対抗戦。

対局前のアトラクション,廣田会長(富山県)の手品



富山ジュニア VS 駒ヶ根・伊那ジュニア 対抗戦です。(結果は20勝10敗で,駒ヶ根・伊那チームの勝ち)












閉会の挨拶。富山ジュニアを代表して千田杏咲さん
  「昨日、今日の2日間ありがとうございました。 私は前から平ちゃんの故郷の駒ケ根に行ってみたかったので良い機会となりました。
   この2日間で,とても楽しい思い出がいっぱいできました。 特にバーベキューが楽しかったです。
   大人の方はたくさんお世話していただいて本当にありがとうございました。 富山にはきれいな海や山、おいしい食べ物がいっぱいあります。
   この次はぜひ富山に来てください。」


 

夜にはへいちゃんのギター弾き語りが。





子供たちが近くまで寄って、聞き入って、一緒に歌っています。
 

8月20日(日) 

3日目。駒ヶ根で思い出をいっぱい作ったけど,富山に帰る日です。


駒ケ根高原家族旅行村でパチリ。 ここでへいちゃんとお別れです。



松本城,大王わさび園を観光して全員無事帰りました




 
【あとがき】
2010年8月 広島ジュニア・富山ジュニア交流(富山県高岡市)
2011年8月 広島・熊本・島根・釜山・富山ジュニア交流(広島市)
2012年8月 富山ジュニア,京都・名古屋遠征
久しぶりのジュニア交流会でした。
子供達も,そして富山県囲碁関係者も、お世話になっているへいちゃんの故郷「長野県駒ケ根」へ行って,そして駒ケ根の子供たちと囲碁を打ちたいという
思いがやっとかないました。3日間、修学旅行を引率している先生のような気分でした。 大変でしたが、子供達の笑顔が最大の励みでした。
でも大人の方が楽しんでいたような気がします。 囲碁が取り持つ縁で、素晴らしい交流をさせていただきました。

 
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第11回コーセル杯囲碁大会&ビッグフレンズ碁

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コーセル杯フレンズ碁が8月27日(日)、大表拓都二段をお招きして、富山県民会館で開催されました。
子供たち・パパママ・富山県囲碁関係者約100名が囲碁(他?)を楽しみました。
 
今年も,コーセル株式会社さんの後援をいただきました。
コーセル株式会社さんのホームページはこちら。
https://www.cosel.co.jp/jp/index.html
スイッチング電源(コンピューターや制御装置の電源)を製作してしている富山の会社です。
東京スカイツリーのLED照明装置もコーセルさんの製品です。



 
廣田支部長挨拶
「林間学校,駒ケ根交流会,に続いて、夏休み最後の行事。囲碁を楽しんでください。今日は大表拓都先生を迎えています。
下島先生には子供たちが親しみを込めて「へいちゃん」と呼んでいます。子供達と拓都くんのニックネームを考えたい。」





コーセル株式会社,小西常務取締役総務・経理担当 挨拶
「囲碁でヨミと大局観を磨くと仕事でも役に立ちます。会社として囲碁を知っている学生を採用したくなります。
 囲碁を通じて立派に成長してください。 将来一緒に働けたら後援会社として嬉しい限りです。




大表拓都先生
「コーセル杯子供の時に参加して優勝したこともあり思い出があります。今日も子供たち全員と打ちます。」



拓都君は、8/24(木)に二段昇段を決めたばかり。子供たちからお祝いの似顔絵が届きました

 
対局や指導碁風景



















朝倉さんによる入門教室


 
恒例の輪投げ大会も 目指せ豪華賞品



大表拓都二段へ子供たちからの質問コーナー


 
午後からは団体戦です








最後は拓都君によるジャンケン大会


  
 
【団体戦結果】
優勝 たかせ少年団A (堀田 堀田 永田 山田 山田)
2位 桜美彩少女団  (辻 荒井 橋本彩 嵯峨 森山和)
3位 桜井少年団   (米田 米田 大山 大山 宮寺)
4位 速星少年団   (永森 島田 高橋 今川 酒井)
5位 定塚少年団   (松田 高木 川口 橋本和 米田憲)
6位 たかせ少年団B (弥忠田 地田 森 澤田 澤田)
7位 福野少年団   (中嶋 大蔵 大蔵 大蔵 大蔵)
8位 野村少年団   (春多 柴田 千葉 小杉 宮寺パパ)
 
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第24回県市町村交流囲碁団体戦 決勝

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10月1日(日)富山市婦中町、北日本新聞越中座にて県囲碁界最大級の大会である、第24回県市町村交流囲碁団体戦「ビッグ碁」
の決勝トーナメントが開催されました。
昨年より各クラスの予選が7月~9月に分けて行われ、勝ち上がったチームのみこの日に参戦できます。
(Eクラスのみ予選で優勝チームが決定 高屋敷二区Bが優勝)




参加チームを代表して、名水&東布施Iチームが元気いっぱい選手宣誓をしてくれました



会場にはへいちゃんと拓都君も来てくれ会場を盛り上げてくれました。
さて優勝を勝ち取るチームはどこでしょうか?






拓都君の指導碁


激戦の結果、最高位であるAクラスの優勝は、日本棋院支部連合会が勝ち取りました。 おめでとうございます。





決勝終了後には拓都君と第62期北日本本因坊の川腰悠平さんの公開対局がありました(2子局)
拓都君がプロ転向前に彼らは何度も対戦したことがありこれまではすべて拓都君が勝っているという話。
どういう結果になるか。
解説はへいちゃん、聞き手は廣田会長の名コンビ。 対局より二人の掛け合いを楽しみにしている方も 笑
結果は拓都君が勝利し、プロの意地を見せつけました。
 





来年も熱戦を期待します。


[決勝大会結果]

■Aクラス(無差別)

優勝   日本棋院支部連合会
準優勝  黒部名水
3位   レッド
 
■Bクラス(四~五段格)

優勝   呉羽地区囲碁同好会A  
準優勝  ぺあ棋院A 
3位   おにやんま  

■C1クラス(初~三段格)

優勝   南砺囲碁クラブ
準優勝  小杉いろりの里  
3位   ぺあ棋院B 

■C2クラス(初~三段格)

優勝   東布施こども囲碁教室A  
準優勝  朝日印刷  
3位   烏鷺の会A

■Dクラス(1~3級格)

優勝   ぺあ棋院C
準優勝  下関公民館  
3位   荻布囲碁部 

■Fクラス(8級以下)

優勝   砺波工業高校   
準優勝  東布施こども囲碁教室C  
3位   さくら名水

■Gクラス(段級位混合)

優勝   烏鷺の会B  
準優勝  9月の目外し  
3位   森若町クラブ

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写真 散居村

団碁汁、オール富山交流戦

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夢の交流戦が実現しました

東京の有名チーム、団碁汁のみなさんとの交流戦が、囲碁サロンとんぼにて行われました
団碁汁はアマ世界一にもなったことのある、平岡さんを擁する各県代表者クラスの方を集めた夢のようなチームです
毎年、東京で行われているジャンボ囲碁大会やアマ団体戦などに出場され優秀な成績を収めています

そんなかつてない強敵を前に、富山側は廣田会長先導のもとオール富山で挑みました。(しれっと管理人hideも参加)



団体戦メンバーの対戦表です。 結果から言いますと、富山側の1勝15敗でした


代表 森永さん挨拶




平岡さんに富山の本因坊が挑戦!


戦いの後は、みんな戦友です


富山の夜はこれだけで終わるはずがない・・・
この後、大仏鑑賞、飲み会、2次会と進みます・・・
2次会ではすっかりお酒の進んだ皆様がカラオケに酔いしれました。
管理人もはっちゃけすぎました。 











囲碁では負けましたけど、カラオケ対決は引き分けかな


富山勢には大いに刺激のあった交流戦だったかと思います。 富山に来てくださった団碁汁の皆さまをはじめ、交流戦を企画してくださったMさん、廣田会長
まことにありがとうございました


写真: (嫁さんの気性を予報できない)気象予報士 & hide
記事: hide

第10回 万葉の里囲碁大会

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記事が遅くなりすみません。 先月末に行われた第10回 万葉の里囲碁大会の様子をアップします

日本棋院富山県支部連合会主催、高岡ケーブルネットワーク・北日本新聞社共催に高岡駅前 ウイング・ウイング高岡にて10/29(日)に開かれました。

奈良時代に万葉集を編さんした大伴家持は越中国の国司でした。だから「万葉の里 囲碁大会」です。





当日、高岡駅前は富山マラソン2017(参加11917人)のルートということもあり例年にないザワザワ感でした
混雑の影響で何人か1回戦に遅れた方も・・・







要明英雄大会長挨拶

「私も囲碁コンピューター相手に勉強しています。 何回も待ったOKで対局してみたら,0.5子ほどレベルが上がりました。
 今日は大会なので,待ったは無し,そして親睦第一で,互いに囲碁の深淵さを楽しんでください」



高岡ケーブルネットワーク森田常務挨拶

「光通信のネットワークを高岡市全域に広げています。 将棋で中学生藤井聡太四段が活躍していますが,地元高岡で活躍する人を応援したい」


北日本新聞社 駒沢高岡支社長
「将棋で中学生藤井聡太四段の活躍が話題になっています。 今日は囲碁で高岡から子供たちのパワーを見てみたい」


審判長 下島陽平八段
「プロは基本的に個人競技で敵ばかりですが,この大会は3人一組の団体戦で,勝った時の喜びが倍になります。
 プロから見ると羨ましい大会です。 この大会のもう一つの特徴は「ユニークネーミング賞」があることで,審査が楽しみです」



選手宣誓はチーム「涙の数だけ負けない」前景陽さん 松田彩聖さん 橋本彩芽さんの3人。 元気いっぱい宣誓してくれました




 小県真樹九段(日本棋院 中部総本部)の開始宣言にて対局スタート。 熱い一日の始まりです




■対局の様子 参加者は小学2年生から80代まで。3人一組の団体戦で43チーム,129人が熱戦を繰り広げました。








小県九段、へいちゃんによる指導碁も開催。 お二人とも約30名の方と打っていただきました






先生方と子供たちで記念撮影




[大会結果]

■ユニークネーミング賞

1位 6票 今日は碁連笑

2位 4票 碁理押しトRiオ

3位 3票 碁体満足



★段位戦A

 優勝 高岡とんぼ支部◆風 (麦谷直史 源明彦 川腰悠平)

 2位 ゆる万葉!     (原洋一 塚田悟 森川紗衣)

 3位 レジェンド・コスミ (籠賢一 高嶋良 菊地一秋)

★段位戦B

 優勝 万葉の友      (才高信安 柴田芳郎 北林忠義)
 
 2位 強一碁一剛     (高長学 川原岳史 中田敏久)

★段位戦C

 優勝 チャランポラーズ  (久津武司 石灰憲博 日下守)

 2位 氷見中央囲碁クラブA(高井修三 松浦成信 平畠哲夫)

 3位 リーチ       (中野敬介 釣淳爾 石井大貴)

★級位者

 優勝 涙の数だけ負けない (前景陽 松田彩聖 橋本彩芽)

 2位 砺波工業高校    (井畠雅仁 宇治山大輝 高松誠人)

 3位 碁理押しトRiオ  (西田冨士太郎 竹村修 平野範夫)




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