長野県駒ヶ根市・伊那市の子供たちと、富山県の子供たちの囲碁交流会が、2017,8/18(金)〜20(日),長野県駒ケ根市で開催されました。
8月18日(金)
長野自動車道,梓川サービスエリアにてパチリ
富山チームは、バス移動。 6時高岡駅,7時富山駅,8時黒部インターで合流。
大人11名,子供13名。駒ケ根市に13時到着しました。 最長約7時間の長旅でした。バス内では、カラオケ大会・クイズ大会を楽しみました。
答えられるかな
○クイズ1 駒ケ根市を代表するB級グルメは
A:ブラックラーメン
B:ヤキソバ
C:ソースカツ丼
○クイズ2 江戸時代に本因坊秀策が打った妙手の名前は
A:鼻水の一手
B:目ヤニの一手
C:耳赤(耳垢ではない)の一手
○クイズ3 富山湾で捕れるブリ。ブリの子供は長野県で何と呼ばれているでしょうか
A:ぶりっ子
B:ハマチ
C:イナダ
D:フクラギ
交流会の会場は駒ヶ根市福祉センター。
日本2位の高峰「北岳3193m」(右奥ピーク)が見えました
駒ヶ根支部 鬼頭支部長挨拶
「駒ケ根出身の下島陽平八段が富山県囲碁ジュニア指導しておられる縁でジュニア囲碁交流会を開催できました。
今日使用する囲碁盤は,下島先生・大澤先生の囲碁恩師の故北村先生が子供たちのために手作りされた碁盤を一部使っています」
故北村先生制作の碁盤。ベニア製です。
へいちゃん 「図画工作の授業で、北村先生と碁盤を作ったことを思い出します」
富山県支部連合会 廣田会長挨拶
「約30年前,小学校の授業で『今日は一日囲碁だ』。そして下島先生、大澤先生二人のプロを育てた北村先生。
下島先生にお世話になっている富山県として、一度お礼を言いたいと思い続けていました。残念ながら今年3月亡くなられましたが、
今日は富山県ジュニアと駒ケ根ジュニアの交流会で恩に報いたい。」
下島先生(八段 日本棋院 中部総本部)挨拶
「亡くなられた北村先生のご縁で、駒ケ根と富山のジュニア交流会を開催することができました。先生も喜んでおられると思います。
富山だけでなく埼玉・名古屋からも、そして地元から駒ケ根市・伊那市の子供たちが来てくれました。
将来再会して、あのとき一緒に囲碁打ってたんだという時がくると思います。夏休みの思い出をいっぱい作ってください」
交流対局。
駒ケ根チームは,大人5名,駒ケ根市ジュニア9名,伊那市ジュニア9名の布陣です。
へいちゃん4面打ち指導。二日間で子供たちほぼ員全と打っていただきました
大澤先生の4面打ち指導。こちらも二日間で子供たちほぼ全員と打っていただきました
富山県チームの宿泊先、駒ケ根高原旅行村のケビンです。
夜は、駒ケ根・富山合同バーベキュー
大澤先生の乾杯で開始 「来てくれた子供たち,準備いただいた大人の皆さまありがとう。乾杯」
8月19日(土)
2日目の午前中は,囲碁クイズラリーです
親分(へいちゃん)の命令で,子分(大澤先生)が編集した詰碁等の問題25題がケビンの廻りに隠れています。
富山と駒ケ根・伊那の子供たち4人の合同チーム+大人で挑戦です
子供たちが問題を探し回っています。 何題見つけられるかな? 何題解けるかな?
第24問。難問です。ヒント:囲碁第一人者の名前が隠れています
歩きスマホに詰碁発見! 岡尾さん(名古屋アミーゴより)名演技ありがとうございました
問題を全部解いたら,最後に「小ボス」「中ボス」「大ボス」と囲碁対局です
午後は駒ヶ根市福祉センターで囲碁対抗戦。
対局前のアトラクション,廣田会長(富山県)の手品
富山ジュニア VS 駒ヶ根・伊那ジュニア 対抗戦です。(結果は20勝10敗で,駒ヶ根・伊那チームの勝ち)
閉会の挨拶。富山ジュニアを代表して千田杏咲さん
「昨日、今日の2日間ありがとうございました。 私は前から平ちゃんの故郷の駒ケ根に行ってみたかったので良い機会となりました。
この2日間で,とても楽しい思い出がいっぱいできました。 特にバーベキューが楽しかったです。
大人の方はたくさんお世話していただいて本当にありがとうございました。 富山にはきれいな海や山、おいしい食べ物がいっぱいあります。
この次はぜひ富山に来てください。」
夜にはへいちゃんのギター弾き語りが。
子供たちが近くまで寄って、聞き入って、一緒に歌っています。
8月20日(日)
3日目。駒ヶ根で思い出をいっぱい作ったけど,富山に帰る日です。
駒ケ根高原家族旅行村でパチリ。 ここでへいちゃんとお別れです。
松本城,大王わさび園を観光して全員無事帰りました
【あとがき】
2010年8月 広島ジュニア・富山ジュニア交流(富山県高岡市)
2011年8月 広島・熊本・島根・釜山・富山ジュニア交流(広島市)
2012年8月 富山ジュニア,京都・名古屋遠征
久しぶりのジュニア交流会でした。
子供達も,そして富山県囲碁関係者も、お世話になっているへいちゃんの故郷「長野県駒ケ根」へ行って,そして駒ケ根の子供たちと囲碁を打ちたいという
思いがやっとかないました。3日間、修学旅行を引率している先生のような気分でした。 大変でしたが、子供達の笑顔が最大の励みでした。
でも大人の方が楽しんでいたような気がします。 囲碁が取り持つ縁で、素晴らしい交流をさせていただきました。
記事・写真 (嫁さんの気性を予報できない)気象予報士
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