去る、8月26日に富山県民会館で行われた恒例イベントコーセル杯の記事を載せます
いろいろな思いが込められたこの大会。 記事は廣田連合会会長の力作ですよ
第12回コーセル杯ビッグフレンズ碁 8月26日 富山県民会館
夏に行われた、恒例のイベントである。掲載する時期が遅れたが、記録として残しておきたい。
誕生のきっかけ
今から、十数年前は、子供たちの県レベルの大会は、少年少女全国囲碁大会の県予選があるくらいだった。
ちょうどそのころ、広島県の子供たちに対する取り組み、特に県全体に呼び掛けて、毎月のように大会を開催していることを知った。
「これだ。広島を目標にしよう」と思い立ち、第一回きときとジュニア大会を皮切りに定期的に年数回、開催するようになった。
そのころから富山に来はじめた下島陽平八段と、広島を拠点に普及活動に力を注いでいる山本賢太郎六段が親友との碁縁で
2011年には広島から、翌年には広島へ出向き、広島・富山囲碁交流会が実現した。
それぞれ10時間を超えるバスの長旅でしたが、そのバスの中で過ごした時間さえ、子供たちにとってかけがえのない思い出になった気がしている。
広島の時は、釜山や熊本からも参加があり、交流のすばらしさを体験したことは、子供たちだけでなく、引率者にとっても貴重な経験、財産となっている。
以降、年に5,6回開催し、5年ほど前にフレンズ碁に名称を変えて、現在に至っている。
理想の形
年に一度、夏休みに開催している、ビッグフレンズ碁も数えて12年目。毎年のように、工夫しながら、開催している。
「どうしたら、みんなが楽しんでくれるか。そして、もっと囲碁を頑張りたいと思ってくれるか」に力点を置いている。
その結果が、「子供たちだけでなく、保護者の皆さん、棋士、そしてスタッフも含めて、全員が主役で主人公」なるキャッチフレーズのもと
子供たち同士の対局だけでなく、色々なことをして楽しむようになっている。
まともなところでは、パパママの囲碁教室、やはり、子供たちをサポートしてもらうには、ご父兄の皆さんにも、囲碁の競技としての厳しさ、楽しさを知ってもらいたいと思っている。
そして今年
今回も、100名近い親子連れが集まった。
中には、遠く神奈川や埼玉からも参加があった。囲碁を続けていれば、きっとどこかで再会することもあるだろう。
主催するものとしても参加者のエリアが広がることはうれしいことだ。
今回は、へいちゃん先生の代わりに大表拓都二段が指導に当たった。彼も子供の頃は、何度となくこのイベントに出ており、いわばOBでもある。
「囲碁が楽しくて仕方ない」とは棋士になっても変わらない大表二段の口癖である。子供たちにかける言葉はとても優しく、彼の想いが子供たちに伝わらないはずがない。
休憩タイムには、だんだん恒例になってきている、ミスターアライのマジックショータイムもある。子供たちの笑顔がはじけるひとときだ。
あっという間に楽しい時間は過ぎていく。多い子で10局以上のたくさんの対局は、彼らのやる気に拍車をかけることになるだろう。
表彰式では、頑張った子供たちにごほうびの図書カード。
それから今年も埼玉から参加してくれたさおりちゃんには、特別賞として碁盤一式を贈った。
その碁盤は、連合会としても思い入れのあるもので、手元に残っていた最後の一面だった。
が、「院生になってもっと囲碁を頑張りたい」と大きな夢を持っているさおりちゃん、へいちゃん先生を慕って
何度も富山のイベントに参加してくれた頑張りやさんの彼女に贈るのが最も良いと判断した次第。
ちょっと辛いことでもあった時には、その碁盤を眺めて、富山にもたくさんの囲碁友達がいることを想いだしてくれたらと思っている。
「みなさんが主役で主人公」今回も、パパママを含む、たくさんのスタッフのお世話になり、とても良い雰囲気で終えたことに感謝する次第である。
■大会結果
個人戦
Aクラス(有段)
最優秀賞 廣野瑛士郎(神奈川)
優秀賞 前景陽(富山)辻桜織(埼玉)
Bクラス(1級~10級)
最優秀賞 要明快成(高岡)
優秀賞 弥忠田煌希(黒部)岡田拓也(高岡)
Cクラス(11~19級)
最優秀賞 坂井宗一郎(高岡)
優秀賞 廣野小巻(神奈川)長谷川日名子(小矢部)
Dクラス(20級以下)
最優秀賞 弥忠田結美(黒部)
優秀賞 大山朋花(黒部)山田沙織(黒部)
団体戦
優勝 鷹施中囲碁少年団(黒部市)
二位 最強囲碁少年団(富山市)
三位 エリート囲碁少年団(富山市)
記事&写真 (風)
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いろいろな思いが込められたこの大会。 記事は廣田連合会会長の力作ですよ
第12回コーセル杯ビッグフレンズ碁 8月26日 富山県民会館
夏に行われた、恒例のイベントである。掲載する時期が遅れたが、記録として残しておきたい。
誕生のきっかけ
今から、十数年前は、子供たちの県レベルの大会は、少年少女全国囲碁大会の県予選があるくらいだった。
ちょうどそのころ、広島県の子供たちに対する取り組み、特に県全体に呼び掛けて、毎月のように大会を開催していることを知った。
「これだ。広島を目標にしよう」と思い立ち、第一回きときとジュニア大会を皮切りに定期的に年数回、開催するようになった。
そのころから富山に来はじめた下島陽平八段と、広島を拠点に普及活動に力を注いでいる山本賢太郎六段が親友との碁縁で
2011年には広島から、翌年には広島へ出向き、広島・富山囲碁交流会が実現した。
それぞれ10時間を超えるバスの長旅でしたが、そのバスの中で過ごした時間さえ、子供たちにとってかけがえのない思い出になった気がしている。
広島の時は、釜山や熊本からも参加があり、交流のすばらしさを体験したことは、子供たちだけでなく、引率者にとっても貴重な経験、財産となっている。
以降、年に5,6回開催し、5年ほど前にフレンズ碁に名称を変えて、現在に至っている。
理想の形
年に一度、夏休みに開催している、ビッグフレンズ碁も数えて12年目。毎年のように、工夫しながら、開催している。
「どうしたら、みんなが楽しんでくれるか。そして、もっと囲碁を頑張りたいと思ってくれるか」に力点を置いている。
その結果が、「子供たちだけでなく、保護者の皆さん、棋士、そしてスタッフも含めて、全員が主役で主人公」なるキャッチフレーズのもと
子供たち同士の対局だけでなく、色々なことをして楽しむようになっている。
まともなところでは、パパママの囲碁教室、やはり、子供たちをサポートしてもらうには、ご父兄の皆さんにも、囲碁の競技としての厳しさ、楽しさを知ってもらいたいと思っている。
そして今年
今回も、100名近い親子連れが集まった。
中には、遠く神奈川や埼玉からも参加があった。囲碁を続けていれば、きっとどこかで再会することもあるだろう。
主催するものとしても参加者のエリアが広がることはうれしいことだ。
今回は、へいちゃん先生の代わりに大表拓都二段が指導に当たった。彼も子供の頃は、何度となくこのイベントに出ており、いわばOBでもある。
「囲碁が楽しくて仕方ない」とは棋士になっても変わらない大表二段の口癖である。子供たちにかける言葉はとても優しく、彼の想いが子供たちに伝わらないはずがない。
休憩タイムには、だんだん恒例になってきている、ミスターアライのマジックショータイムもある。子供たちの笑顔がはじけるひとときだ。
あっという間に楽しい時間は過ぎていく。多い子で10局以上のたくさんの対局は、彼らのやる気に拍車をかけることになるだろう。
表彰式では、頑張った子供たちにごほうびの図書カード。
それから今年も埼玉から参加してくれたさおりちゃんには、特別賞として碁盤一式を贈った。
その碁盤は、連合会としても思い入れのあるもので、手元に残っていた最後の一面だった。
が、「院生になってもっと囲碁を頑張りたい」と大きな夢を持っているさおりちゃん、へいちゃん先生を慕って
何度も富山のイベントに参加してくれた頑張りやさんの彼女に贈るのが最も良いと判断した次第。
ちょっと辛いことでもあった時には、その碁盤を眺めて、富山にもたくさんの囲碁友達がいることを想いだしてくれたらと思っている。
「みなさんが主役で主人公」今回も、パパママを含む、たくさんのスタッフのお世話になり、とても良い雰囲気で終えたことに感謝する次第である。
■大会結果
個人戦
Aクラス(有段)
最優秀賞 廣野瑛士郎(神奈川)
優秀賞 前景陽(富山)辻桜織(埼玉)
Bクラス(1級~10級)
最優秀賞 要明快成(高岡)
優秀賞 弥忠田煌希(黒部)岡田拓也(高岡)
Cクラス(11~19級)
最優秀賞 坂井宗一郎(高岡)
優秀賞 廣野小巻(神奈川)長谷川日名子(小矢部)
Dクラス(20級以下)
最優秀賞 弥忠田結美(黒部)
優秀賞 大山朋花(黒部)山田沙織(黒部)
団体戦
優勝 鷹施中囲碁少年団(黒部市)
二位 最強囲碁少年団(富山市)
三位 エリート囲碁少年団(富山市)
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