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Channel: このごろの下島八段と大表四段と長徳三段
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第25回 富山県囲碁林間学校

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第25回富山県囲碁林間学校が7月7日(土)〜8日(日)にかけて立山青少年自然の家にて行われました。

富山県の夏は囲碁林間学校から始まります。と言っても西日本豪雨ですが
子供達,パパママ,富山県囲碁関係者約120人が集いました。






立山青少年自然の家は大辻山(1361m,富山の百山)の山麓にあります。
大辻山(中央)と本宮堰堤(ほんぐうえんてい,日本最大級の砂防ダム,重要文化財2017.11)
西日本を中心に豪雨でしたが常願寺川も増水していました。




廣田さん(富山県囲碁連合会会長),開会の挨拶。
「今年で25回目,総勢120名です。ここ数日,西日本を中心に豪雨。
下島陽平先生は名古屋から富山に向かっていますが,東海北陸自動車道が通行止めで,いつ到着かわからない状況です。今年,好調の大表二段が2人分頑張って指導お願いします。
ここでは毎年,星座観察が楽しみですが,あいにく雨です。でもプラネタリウムと紙飛行機大会は天気が悪くてもOKです。」



大表拓都先生(日本棋院,二段)
「子供の頃,楽しみだった囲碁林間学校。今年も子供達と交流を楽しみたい。」




今年もスケジュール表。 内容がビッシリです


さっそく対局です。















拓都二段7面打ち指導をはじめ、富山県の誇る囲碁指導陣が全力で指導します



今年も謎の覆面達が多数登場 誰かわかるかな










みんないきいきと囲碁を楽しんでいますね











参加者は富山県民だけじゃない! 岡尾さん(名古屋アミーゴ)と辻桜織さん(埼玉県)もワイワイ





林間学校では囲碁以外にもいっぱいお楽しみが

①みんなで食事 立山青少年自然の家は食事に定評があります。せーので「いただきます!」




②夜は星座教室。富山大学の学生さん,ありがとうございます。




天体望遠鏡。あいにく雨天で天体観測はできませんでした。




③大人の意見交換会「立山囲碁キャンプ」 普及活動,ねんりんピック富山2018,大表先生の活躍など熱い議論が続きました。




④紙飛行機飛ばし大会 石田先生から飛ばし方のコツを解説。滞空時間で勝負。「囲碁負けても,紙飛行機飛ばしは負けないぞ」







そういえばへいちゃんの姿が朝から見当たらない・・。
実は7/7(土)早朝にマイカーで名古屋出発したものの,岐阜県北部の豪雨で,東海北陸自動車道も国道41号線も通行止め。
やむなく名古屋→岐阜県高山市から引き返し→岐阜県下呂市→長野県木曽→長野県松本→新潟県糸魚川IC→富山県立山IC→立山青少年自然の家
常なら名古屋→富山,約4時間のところ約17時間の遠回り,7/8(日)午前1時着。お疲れさまでした。





大会成績を集計中。 お母さま方の頑張りでこの林間学校は支えられています





表彰式では富山県代表(小学生・中学生・高校生),夏休み中の全国大会に向け,平ちゃんから激励





Aクラス




Bクラス




Cクラス



Dクラス





締めは恒例のジャンケン大会





記念撮影




今年も楽しい、楽しい林間学校になったね また来年、みんなで集まりましょう

【成績】

Aクラス(有段)

最優秀 永田 大和

優秀  堀田 翔貴

優秀  山田 空亜

○25周年記念トーナメント大会「立山杯」
  優勝  佐々木 智大
  2位  前 景陽
  3位  山田 空亜
Bクラス(1級〜7級)

最優秀 弥忠田 煌希

優秀  松原 輝

優秀  中嶋 夏乃子

優秀  森 隆生

Cクラス(8級〜20級)

最優秀 永田 武蔵

優秀  永森 航太

優秀  澤田 大地

優秀  坂井 綾花

Dクラス(入門者)

最優秀 川腰 彩葵

優秀  坂井 宗一郎

優秀  長谷川 日向子

優秀  道音 晴



おまけ。ちょうど7/8(日)のNHK杯放送は1回戦 今村義彰VS張豊獣 解説:下島陽平
平ちゃんがTVから出てきて?,自分の解説を解説?





記事・写真 (嫁さんの気性を予報できない)気象予報士
編集    hide

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「振り返って」 廣田会長



「子供たちが一番楽しみにしているイベントが無事に終わりホッとしている。異常気象、不順な天候の中、引率されたみなさまごくろうさまでした。

「打ってください」いいよ。
「お願いします」いいよ。
見ている子が近くにいたら「おいで、打とうか」 最初は2人ほどから始まり、子供たちが声をかけてきたら断ることはしないので、やがてLになり、凹から口になる。
数えてみたら10人ほど相手をしていた。

口の中をぐるぐる回るのだが、目が回りそうになると、反対に回ったり、行ったり来たり。

「いいね」「OK、次の一手をテスト!全体を見渡してみて」認定証に響く^^のでみんな真剣な表情になる。

「上手になったね」「やるなぁ」軽口を飛ばしながらだが、四捨五入するといつの間にか古稀の身
頭の中ではまだ大丈夫と思っているが、実のところはそうでもない。

隣に移ると、後ろからシャツを引っ張る子がいる、振り向くと「打ったよ」と無言で置いた石を指す。
つまり、待つのは嫌だから続けて相手をして!の意思表示だ。で、相手をするとすかさず打ってくる、打つとまたまたノータイム^^
子供たちの気持ちが良...くわかるだけに、段々小走りになる、体力勝負が続くのだ。

今回は、ミッドナイト囲碁(夜の10時から丑三つ時まで。数名は完徹したようだが^^)を初めて企画した
(希望者のみ・例年は子供たちの自由な時間なので、各部屋(16人)でゲームやおしゃべりを楽しんでることが多い。が、今回は意識的に対局数を増やす機会を多く作ることにした)。
二日間で小生だけでも50局は越えたんじゃないかな。過去、一番多く打った気がする。

そして二日目、囲碁レッスンの他に、紙飛行機大会、じゃんけん大会など、子供たちが楽しみにしていた行事もすべて終わり、みんなが順に帰っていく。
気を付けて帰るんだよ、今度は8月26日のビッググフレンズ碁で会おうね。

あれ、へいちゃん先生(朝8時に家を出て、夜の25時にようやくたどり着いた!)がテレビに映っている!
そうか、今日は先生がNHK杯の解説者だった。
それを横に立って、へいちゃんが解説している。つまり、テレビの中で解説しているへいちゃんをみながら、テレビの外でへいちゃんが解説しているわけだ^^これは写真を撮っておかなくては!

そして、最後は北日本本因坊リーグの棋譜の即席検討会を行った。講師たちの勉強会というわけだ。
へいちゃん先生、大表二段、宮岸アマ名人(今年もプロ試験を受ける!「未在」の精神が好きだとのこと、応援しているよ!)を囲み、富山が誇る高段陣たちと一緒に、プロの感覚を堪能した。
効果抜群!ビッグ碁(無差別クラス)では一層レベルの高い対局が見られることだろう^^みなさんごくろうさまでした!

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