第29回 富山県ジュニア囲碁林間学校が2022年7月17日(日)〜18日(月)開催され,
子供達、パパママ,有志,約80名が集いました。
会場は,立山青少年自然の家。奥の尖った山が鍬崎山です。
鍬崎山(2090m,日本300名山,尖った山頂にちなんで「富山のマッターホルン」とも呼ばれます)
今年は,お猿さん,カモシカさんは見に来てくれませんでしたが、ノコギリクワガタさんが見に来てくれました。
★開会式
廣田会長
「私の話は長いと言われているので囲碁の思い出を。
碁を覚えたばかりの頃,シチョウ知らずに逃げ出してしまいました。
最後に捕られたと解かった時に,のぞいた相手の顔を今でも覚えています。」
下島陽平八段
「毎年,子供達の成長が楽しみです。子供達全員と打ちます。初日は1日目で帰る子を優先して対局します」
★対局開始 1日目
最初は立山トーナメントです。各クラスごとに分かれ勝ち上がりのトーナメント
続いてクラス別にリーグ戦です。ルールは,
・対局したら 1点
・勝ったら +1点=2点
・先生に勝ったら +1点=3点
・下島先生・宮岸さんに勝ったら +1点=4点
合計点数の多い子が優勝です。
下島先生指導碁4面打ち
宮岸さん指導碁4面打ち。現「北日本本因坊」の実力者です。
廣田会長指導碁
谷村さん指導碁 元「北日本本因坊」の実力者です。
広瀬さん指導碁
塚田さん指導碁
要明さん指導碁
永田さん指導碁。永田さん「やられた」。子供たち「ヤッター!」
高正さん指導碁
川原さん指導碁
七路の碁。今年もカモシカ登場「私は山の神様,カモシカである。子供達かかってきなさい」
森山さん指導
朝倉さん指導
松田さん指導
問題もやります
詰碁トレーニング。詰碁問題に悩まされます。
★囲碁以外も楽しい
恒例となりつつある、Mr新井のマジックショー。
子供達が近寄ってきて邪魔する中,Mr新井マジック成功。
夜は天体観察。天体望遠鏡。残念ながら曇り空で観察できず。
富山大学天文同好会の学生さん,解説ありがとうございました。
★2日目
朝の6時からモーニング囲碁 子供たちは朝から元気です
宮岸さん個人新記録,12面打ち。下島先生も参加
★団体戦
全員が、4チームに分かれ立山群雄ドラフト団体戦。13路盤の連碁です。
プロも初心者も大人も子供も関係ない、みんな選手です。
二転三転の展開にハラハラドキドキ
商品用の、下島先生直筆の色紙を作成。 あるアニメ作品の言葉を引用しています
★ボッチャ大会
去年やってみて好評だった、ボッチャ大会を今年も実施。 団体戦並みに盛り上がります。
ボッチャ大会の合間に点数集計・賞状作成。
お母さんの頑張りで林間学校が支えられています
【成績】
★Aクラス(有段者)
■立山トーナメント
・優勝 永田 大和 (黒部市) 中央
・2位 松田 彩聖 (高岡市) 右
・3位 米田 有佑 (黒部市) 左
■リーグ戦
・優勝 前 景陽 (富山市) 左から2人目
・2位 永田 大和 (黒部市) 左から3人目
・3位 米田 有佑 (黒部市) 左から4人目
・特別賞 折 正春 (高岡市) 左から5人目
★Bクラス(1級〜5級)
■立山トーナメント
・優勝 畠山 峻 (滑川市)
・2位 塚本 聡太 (魚津市)
・3位 畠山 琳 (滑川市)
■リーグ戦
・優勝 前林 希胤 (黒部市) 左から2人目
・2位 永田 武蔵 (黒部市) 左から3人目
・3位 畠山 峻 (滑川市)
・特別賞 畠山 琳 (滑川市)
Cクラス(6級〜11級)
■立山トーナメント
・優勝 箕輪 剛志 (南砺市)
・2位 下田 悠貴 (南砺市) 左
・3位 村上 桃菜 (富山市) 右
■リーグ戦
・優勝 長谷川日向子(小矢部市)左から2人目
・2位 本間 由栞 (高岡市) 左から3人目
・3位 塚田 兼伸 (小矢部市)左から4人目
・特別賞 下田 理世 (南砺市) 左から5人目
Dクラス(12級〜初心者)
■立山トーナメント
・優勝 北村 聖弥 (小矢部市)
・2位 谷山 光一 (南砺市)
・3位 藤井 相太 (砺波市)
■リーグ戦
・優勝 関原 香乃 (射水市) 左から2人目
・2位 永田 正宗 (黒部市) 左から3人目
・3位 金森 由佳子(高岡市) 左から4人目
・特別賞 本間 香華 (高岡市) 左から5人目
締めは恒例ジャンケン大会。下島先生相手のジャンケン大会。勝ち残ったら豪華な粗品
全員集合来年もまた会おう。
★下島先生、広田会長の感想・あとがき
■下島先生
なかなかしぶといコロナ禍ですが、今年も元気いっぱいのみなさんと楽しい2日間を過ごすことができて
良かったなあと思っています。
この先も、みなさんにとって素晴らしい思い出ができる夏になりますように!
日本棋院 下島陽平
■広田会長
囲碁林間学校開催にあたり
近年は、コロナ下の中であっても、中止や延期せずに毎年続けてきた。
それは子供たちが一年間で一番楽しみにしているイベントということもある。
特に一昨年は、大変なコロナ下の中で、一か月ほどの間、朝に開催、夕に中止にしようかなど、日々決定が変わった。
開催が近づき、高校生にコロナ患者が出たと新聞に掲載された時、さすがにもうダメかと観念した日のこと、
他の高校の先生から
「そうですか。でも今の高校生たちは、あれも中止、これも中止でストレスが相当溜まっています。開催を検討してくれませんか。」
と小生にとっては多いに勇気づけられる連絡をいただいたことが後押しになり、開催を決定したことがあった。
林間学校の魅力は、たくさん対局して、たくさんおしゃべりをして、自然に同じ世代の
学校の違う友達が増えていくこと。
また年の離れてるコーチたちや大人の方々とも囲碁やそれ以外にも色々なお話をして
美味しいご飯を食べて、みんなでお風呂に入り、外に出てきれいな星を眺めるなど
この2日間はこどもたち、そしてサポートするコーチや保護者のみなさんにとっても
ステキな想い出、経験になるだろうと思う。
閉会式が近づくと、
「ねぇ、どうして林間学校は一回しかないの?」
「来年もぜひ出たい」
「楽しかったぁ」などなど、子供たちは弾けるような笑顔を見せてくれる。
本当に開催して良かったと思う。
僕ら大人の一番の役割りは、囲碁が面白いと思ってもらうこと
そしてよりいっそう囲碁がしたいとのやる気を引き起こすことだと思う。
とすれば今回もその役目を十分に果たせたのではないか、そして無事に終わることができてよかった、と心から喜んでいる。
終わりに、この開催にあたって、多くの方々、スタッフに並々ならぬお世話になったことを心からお礼を述べさせていただきます。
ほんとうにありがとうございました。
日本棋院富山県支部連合会 会長 廣田 徹
記事写真 (嫁さんの気性を予報できない)気象予報士
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子供達、パパママ,有志,約80名が集いました。
会場は,立山青少年自然の家。奥の尖った山が鍬崎山です。
鍬崎山(2090m,日本300名山,尖った山頂にちなんで「富山のマッターホルン」とも呼ばれます)
今年は,お猿さん,カモシカさんは見に来てくれませんでしたが、ノコギリクワガタさんが見に来てくれました。
★開会式
廣田会長
「私の話は長いと言われているので囲碁の思い出を。
碁を覚えたばかりの頃,シチョウ知らずに逃げ出してしまいました。
最後に捕られたと解かった時に,のぞいた相手の顔を今でも覚えています。」
下島陽平八段
「毎年,子供達の成長が楽しみです。子供達全員と打ちます。初日は1日目で帰る子を優先して対局します」
★対局開始 1日目
最初は立山トーナメントです。各クラスごとに分かれ勝ち上がりのトーナメント
続いてクラス別にリーグ戦です。ルールは,
・対局したら 1点
・勝ったら +1点=2点
・先生に勝ったら +1点=3点
・下島先生・宮岸さんに勝ったら +1点=4点
合計点数の多い子が優勝です。
下島先生指導碁4面打ち
宮岸さん指導碁4面打ち。現「北日本本因坊」の実力者です。
廣田会長指導碁
谷村さん指導碁 元「北日本本因坊」の実力者です。
広瀬さん指導碁
塚田さん指導碁
要明さん指導碁
永田さん指導碁。永田さん「やられた」。子供たち「ヤッター!」
高正さん指導碁
川原さん指導碁
七路の碁。今年もカモシカ登場「私は山の神様,カモシカである。子供達かかってきなさい」
森山さん指導
朝倉さん指導
松田さん指導
問題もやります
詰碁トレーニング。詰碁問題に悩まされます。
★囲碁以外も楽しい
恒例となりつつある、Mr新井のマジックショー。
子供達が近寄ってきて邪魔する中,Mr新井マジック成功。
夜は天体観察。天体望遠鏡。残念ながら曇り空で観察できず。
富山大学天文同好会の学生さん,解説ありがとうございました。
★2日目
朝の6時からモーニング囲碁 子供たちは朝から元気です
宮岸さん個人新記録,12面打ち。下島先生も参加
★団体戦
全員が、4チームに分かれ立山群雄ドラフト団体戦。13路盤の連碁です。
プロも初心者も大人も子供も関係ない、みんな選手です。
二転三転の展開にハラハラドキドキ
商品用の、下島先生直筆の色紙を作成。 あるアニメ作品の言葉を引用しています
★ボッチャ大会
去年やってみて好評だった、ボッチャ大会を今年も実施。 団体戦並みに盛り上がります。
ボッチャ大会の合間に点数集計・賞状作成。
お母さんの頑張りで林間学校が支えられています
【成績】
★Aクラス(有段者)
■立山トーナメント
・優勝 永田 大和 (黒部市) 中央
・2位 松田 彩聖 (高岡市) 右
・3位 米田 有佑 (黒部市) 左
■リーグ戦
・優勝 前 景陽 (富山市) 左から2人目
・2位 永田 大和 (黒部市) 左から3人目
・3位 米田 有佑 (黒部市) 左から4人目
・特別賞 折 正春 (高岡市) 左から5人目
★Bクラス(1級〜5級)
■立山トーナメント
・優勝 畠山 峻 (滑川市)
・2位 塚本 聡太 (魚津市)
・3位 畠山 琳 (滑川市)
■リーグ戦
・優勝 前林 希胤 (黒部市) 左から2人目
・2位 永田 武蔵 (黒部市) 左から3人目
・3位 畠山 峻 (滑川市)
・特別賞 畠山 琳 (滑川市)
Cクラス(6級〜11級)
■立山トーナメント
・優勝 箕輪 剛志 (南砺市)
・2位 下田 悠貴 (南砺市) 左
・3位 村上 桃菜 (富山市) 右
■リーグ戦
・優勝 長谷川日向子(小矢部市)左から2人目
・2位 本間 由栞 (高岡市) 左から3人目
・3位 塚田 兼伸 (小矢部市)左から4人目
・特別賞 下田 理世 (南砺市) 左から5人目
Dクラス(12級〜初心者)
■立山トーナメント
・優勝 北村 聖弥 (小矢部市)
・2位 谷山 光一 (南砺市)
・3位 藤井 相太 (砺波市)
■リーグ戦
・優勝 関原 香乃 (射水市) 左から2人目
・2位 永田 正宗 (黒部市) 左から3人目
・3位 金森 由佳子(高岡市) 左から4人目
・特別賞 本間 香華 (高岡市) 左から5人目
締めは恒例ジャンケン大会。下島先生相手のジャンケン大会。勝ち残ったら豪華な粗品
全員集合来年もまた会おう。
★下島先生、広田会長の感想・あとがき
■下島先生
なかなかしぶといコロナ禍ですが、今年も元気いっぱいのみなさんと楽しい2日間を過ごすことができて
良かったなあと思っています。
この先も、みなさんにとって素晴らしい思い出ができる夏になりますように!
日本棋院 下島陽平
■広田会長
囲碁林間学校開催にあたり
近年は、コロナ下の中であっても、中止や延期せずに毎年続けてきた。
それは子供たちが一年間で一番楽しみにしているイベントということもある。
特に一昨年は、大変なコロナ下の中で、一か月ほどの間、朝に開催、夕に中止にしようかなど、日々決定が変わった。
開催が近づき、高校生にコロナ患者が出たと新聞に掲載された時、さすがにもうダメかと観念した日のこと、
他の高校の先生から
「そうですか。でも今の高校生たちは、あれも中止、これも中止でストレスが相当溜まっています。開催を検討してくれませんか。」
と小生にとっては多いに勇気づけられる連絡をいただいたことが後押しになり、開催を決定したことがあった。
林間学校の魅力は、たくさん対局して、たくさんおしゃべりをして、自然に同じ世代の
学校の違う友達が増えていくこと。
また年の離れてるコーチたちや大人の方々とも囲碁やそれ以外にも色々なお話をして
美味しいご飯を食べて、みんなでお風呂に入り、外に出てきれいな星を眺めるなど
この2日間はこどもたち、そしてサポートするコーチや保護者のみなさんにとっても
ステキな想い出、経験になるだろうと思う。
閉会式が近づくと、
「ねぇ、どうして林間学校は一回しかないの?」
「来年もぜひ出たい」
「楽しかったぁ」などなど、子供たちは弾けるような笑顔を見せてくれる。
本当に開催して良かったと思う。
僕ら大人の一番の役割りは、囲碁が面白いと思ってもらうこと
そしてよりいっそう囲碁がしたいとのやる気を引き起こすことだと思う。
とすれば今回もその役目を十分に果たせたのではないか、そして無事に終わることができてよかった、と心から喜んでいる。
終わりに、この開催にあたって、多くの方々、スタッフに並々ならぬお世話になったことを心からお礼を述べさせていただきます。
ほんとうにありがとうございました。
日本棋院富山県支部連合会 会長 廣田 徹
記事写真 (嫁さんの気性を予報できない)気象予報士
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