少年少女囲碁大会の団体戦の代表に選ばれた、たかせ小学校と鷹施中学校の近年の躍進の秘密や、6月に強化練習会を兼ねて、下島陽平八段に指導いただいたときの様子を保護者の方々にご報告をいただきました。
東布施こども囲碁教室は、黒部市の山あいにある自然豊かな地域で、毎週金曜日夕方(中・上級)と土曜日午前中(初級)、保育園児から中学生まで24名が楽しく囲碁の腕を磨いています。
教室では、指導者である山本敏夫さんや有段者の方々が、子供たちに囲碁の楽しさを教えてくださっています。 2015年冬、近所の小学生3名から始まった囲碁教室・・・ほどなくして各兄弟も加わり、近所の友達も誘い、1年後には山本さん宅から公民館へと練習場所が代わりました。
また保育所でも山本さんに囲碁遊びを通して囲碁のおもしろさを教えていただいています。
時に厳しく、時には子供たちを抱きしめてくださる優しい山本さんのもと、子供たちは囲碁だけでなく、「何事にも集中できる力」「仲間との絆」「ひとを大切にする心」など、たくさんのことを学んでいると思います。
小さな東布施地区にできた囲碁教室、2年前に小学生団体部門で富山県代表として全国大会に出場できるまでに成長しました。今年は、小学生の部3連覇!、中学生2連覇! と見事な活躍ぶりを見せてくれました。
先日、6月22日(土)東布施地区公民館にて、下島陽平八段をお招きして、全国大会に向けての強化練習会を行いました。また、日頃からお世話になっている廣田会長さん、名水囲碁塾の朝倉塾長さんにもご指導いただき、今年度富山県代表で全国大会に出場する鷹施中学校3名、たかせ小学校4名、個人戦に出場する呉羽小学校の前君らが大会への決意を新たにしました。
下島八段からは、「試合では勝つイメージを持つこと。勝ちたい!ではなく、今日は勝つ!!と決めて勝負に臨む」とアドバイスを頂きました。この言葉を受け、子供たちの気持ちは一つになり、ベスト8入りを誓いました。
最後にお忙しい中貴重な経験をさせてくださった下島八段、そして廣田会長さん、朝倉塾長さんに感謝申し上げます。 囲碁を通じて得た経験を今後の糧として、これからも子供たちを応援し、成長をも守り続けたいと思います。 (保護者一同)