5月8日と、5月29日にそれぞれ第23回・第24回フレンズ碁が富山市県民会館にて開催されました
今回はいつもと違い、2回の大会を1つにまとめて様子をお伝えします
廣田会長のフレンズ碁への思いがたくさん詰まった記事になっていますので必見です
フレンズ碁は、5月に8日と29日の2回行われた。
「みんな、今日も楽しく囲碁を打ちましょう」下島陽平八段ことへいちゃん先生のエールに、初めて参加する子供たちの表情にも笑顔が浮かぶ
ちょうど、10年前に「第1回きときとジュニア大会」が行われた時、その時の上級者クラスの優勝者、大表拓都君は時を経て今春からプロ棋士になった。
大きなトロフィを掲げて嬉しそうな笑顔を浮かべていたことが印象に残っているが、数年前からフレンズ碁に名前が変わり
10年経ってもあの時と何も変わらない、生き生きとした子供たちの風景が、ここにある。
フレンズ碁は、表彰の仕方や順位の付け方が、他の大会と少し違っている。開催(年5回程度)の目的を、いっそう囲碁が好きになる、面白くなる、もっと囲碁が打ちたくなるを
一番に置いていることでもあり、
1 最もたくさん勝った人
2 勝っても負けてもたくさん対局した人
を基本にして、他に
3 「おねがいします」「ありがとうございました」挨拶がしっかり出来た人
4 対局態度や姿勢が良い人
5 床に落ちている石やごみを拾って、片づける人
6 対局相手の名前を覚えて、友達になっていく
などのことを、勧めている。
「今日は、友達との対局のほかに、下島先生に勝つと3勝、負けても2勝。それから大人の人たちとは勝つと2勝、負けても1勝にしようか」
早速対局が始まった。みんな早い早い。1回戦が終わり、勝敗の報告がすむと、「次はだれと打てばよいですか」次々と声をかけてくる。
対局の時間はお昼までの2時間余り。経験者も初めて参加する子たちも、みんな、夢中に盤面に集中している。
「次はだれと対局すればよいですか」途切れることなく、あっという間に時間が過ぎて行く。
その間、下島先生ことへいちゃん先生の指導碁も途切れることはない。子供たちだけでなく、パパママとの手談もあり毎回のことだがほとんどの参加者と対局している。
このへいちゃん先生と子供たちの交流が、富山碁界のジュニア普及の根底をなしているのである。
みんな、どうもありがとう。そろそろ終わりの時間が来ました。今打っている対局を最後にして、今度はへいちゃんと一緒に遊ぼうか。
へいちゃん「布石の黒の3手、みんななら、どう打つ?良かったら、対局に使わせてもらおうかな^^」こどもたちとへいちゃんとのやりとりがとても面白い。
印象に残った構想を披露すると、ご褒美に図書カードが当たるとあって、みんな真剣だ。
天元を中心に三連星が出来たり、夜空に浮かぶ星「夏の大三角」を想わせるような、雄大な3手を発表したり、子供たちの独創性は見てても飽きない^^
それが終わると、今度はミスター新井のマジックショータイム。子供たちの嬌声が会場に広がる。
「囲碁と輪投げ」「囲碁とピザ」「囲碁とマジック」「囲碁とじゃんけん大会」これまで色んなコラボをしてきたが、子供たちの満足感が広がっていくことだ。
成績は、最近は順位を付けずに、優秀賞という形で、各クラス3〜4名を選んでいる。
「みんな、今回は(対局数で決めるといくらか不利なこともあり)女の子たちや初めて参加してくれた子たちに、優秀賞を上げたいのだけどいいかな」「ええっー、いやだよ、僕も頑張ったよ」
優秀賞をもらうと、副賞の図書カードをもらえるだけでなく、翌日の新聞に写真や名前が載るので、簡単に引き下がるわけにはいかないのだ^^
「そうかー、そしたら、今回はほんとにみんな良く頑張ってくれたので、じゃんけんで決めようか」「いいよ、それならOK]
この時間、へいちゃん先生とのじゃんけん大会が一番盛り上がる。
最後はへいちゃんがみんなにエールを送る。
「僕は、小学5年生、つまり今の君たちの年齢の時に、親元を離れ、長野から名古屋にプロを目指して行きました。目標を持って毎日を過ごすことはとても大切です。
今日のように碁でも勉強でもなんでもいいのだけれど、集中して頑張ってください。」
今度のフレンズ碁は、6月26日。やる気になった子供たちの成長は傍から見ていてもとても輝いて魅力的だ。みんな頑張れ、また会おうね。
◆第23回フレンズ碁 26名参加
優秀賞
Aクラス(有段から10級) 永田 大和 ・ 堀田 翔貴 ・ 田中 真仁
Bクラス(11級以下) 福井 篤史 ・ 田中 央人 ・ 鈴木 雄太 以上6名
◆第24回フレンズ碁 40名参加
優秀賞
米田 有佑・田中 央人 ・ 大村 茉央 ・ 安達 文世
沢田 大地 ・ 大蔵 修馬 ・ 奥村 澪乃 ・ 中田 羽奏 以上8名
記事&写真 風
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今回はいつもと違い、2回の大会を1つにまとめて様子をお伝えします
廣田会長のフレンズ碁への思いがたくさん詰まった記事になっていますので必見です
フレンズ碁は、5月に8日と29日の2回行われた。
「みんな、今日も楽しく囲碁を打ちましょう」下島陽平八段ことへいちゃん先生のエールに、初めて参加する子供たちの表情にも笑顔が浮かぶ
ちょうど、10年前に「第1回きときとジュニア大会」が行われた時、その時の上級者クラスの優勝者、大表拓都君は時を経て今春からプロ棋士になった。
大きなトロフィを掲げて嬉しそうな笑顔を浮かべていたことが印象に残っているが、数年前からフレンズ碁に名前が変わり
10年経ってもあの時と何も変わらない、生き生きとした子供たちの風景が、ここにある。
フレンズ碁は、表彰の仕方や順位の付け方が、他の大会と少し違っている。開催(年5回程度)の目的を、いっそう囲碁が好きになる、面白くなる、もっと囲碁が打ちたくなるを
一番に置いていることでもあり、
1 最もたくさん勝った人
2 勝っても負けてもたくさん対局した人
を基本にして、他に
3 「おねがいします」「ありがとうございました」挨拶がしっかり出来た人
4 対局態度や姿勢が良い人
5 床に落ちている石やごみを拾って、片づける人
6 対局相手の名前を覚えて、友達になっていく
などのことを、勧めている。
「今日は、友達との対局のほかに、下島先生に勝つと3勝、負けても2勝。それから大人の人たちとは勝つと2勝、負けても1勝にしようか」
早速対局が始まった。みんな早い早い。1回戦が終わり、勝敗の報告がすむと、「次はだれと打てばよいですか」次々と声をかけてくる。
対局の時間はお昼までの2時間余り。経験者も初めて参加する子たちも、みんな、夢中に盤面に集中している。
「次はだれと対局すればよいですか」途切れることなく、あっという間に時間が過ぎて行く。
その間、下島先生ことへいちゃん先生の指導碁も途切れることはない。子供たちだけでなく、パパママとの手談もあり毎回のことだがほとんどの参加者と対局している。
このへいちゃん先生と子供たちの交流が、富山碁界のジュニア普及の根底をなしているのである。
みんな、どうもありがとう。そろそろ終わりの時間が来ました。今打っている対局を最後にして、今度はへいちゃんと一緒に遊ぼうか。
へいちゃん「布石の黒の3手、みんななら、どう打つ?良かったら、対局に使わせてもらおうかな^^」こどもたちとへいちゃんとのやりとりがとても面白い。
印象に残った構想を披露すると、ご褒美に図書カードが当たるとあって、みんな真剣だ。
天元を中心に三連星が出来たり、夜空に浮かぶ星「夏の大三角」を想わせるような、雄大な3手を発表したり、子供たちの独創性は見てても飽きない^^
それが終わると、今度はミスター新井のマジックショータイム。子供たちの嬌声が会場に広がる。
「囲碁と輪投げ」「囲碁とピザ」「囲碁とマジック」「囲碁とじゃんけん大会」これまで色んなコラボをしてきたが、子供たちの満足感が広がっていくことだ。
成績は、最近は順位を付けずに、優秀賞という形で、各クラス3〜4名を選んでいる。
「みんな、今回は(対局数で決めるといくらか不利なこともあり)女の子たちや初めて参加してくれた子たちに、優秀賞を上げたいのだけどいいかな」「ええっー、いやだよ、僕も頑張ったよ」
優秀賞をもらうと、副賞の図書カードをもらえるだけでなく、翌日の新聞に写真や名前が載るので、簡単に引き下がるわけにはいかないのだ^^
「そうかー、そしたら、今回はほんとにみんな良く頑張ってくれたので、じゃんけんで決めようか」「いいよ、それならOK]
この時間、へいちゃん先生とのじゃんけん大会が一番盛り上がる。
最後はへいちゃんがみんなにエールを送る。
「僕は、小学5年生、つまり今の君たちの年齢の時に、親元を離れ、長野から名古屋にプロを目指して行きました。目標を持って毎日を過ごすことはとても大切です。
今日のように碁でも勉強でもなんでもいいのだけれど、集中して頑張ってください。」
今度のフレンズ碁は、6月26日。やる気になった子供たちの成長は傍から見ていてもとても輝いて魅力的だ。みんな頑張れ、また会おうね。
◆第23回フレンズ碁 26名参加
優秀賞
Aクラス(有段から10級) 永田 大和 ・ 堀田 翔貴 ・ 田中 真仁
Bクラス(11級以下) 福井 篤史 ・ 田中 央人 ・ 鈴木 雄太 以上6名
◆第24回フレンズ碁 40名参加
優秀賞
米田 有佑・田中 央人 ・ 大村 茉央 ・ 安達 文世
沢田 大地 ・ 大蔵 修馬 ・ 奥村 澪乃 ・ 中田 羽奏 以上8名
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