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Channel: このごろの下島八段と大表四段と長徳三段
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第50回北日本女流アマ囲碁大会

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2月12日(月・祝)北日本新聞社にて、第50回北日本女流アマ囲碁大会が行われました。
本大会は女流全国大会の予選も兼ねております。
今回も廣田会長に思いのこもった記事を書いていただきました。


今回は区切りの良い50回目を迎えた。
今夏に予定している記念イベントの準備もあり、半世紀前の一回目からの
過去の優勝者を調べてみた。
懐かしいお名前を見かけたが、中でも谷崎京子さん(故人)と
それに続く森川紗衣さんの共に10回以上、お二人で合計30回以上の優勝を重ねてきた。
輝かしい成績であり、このお二人で、県女流囲碁界をけん引されてきたのだ。
敬意を表したい。



そして森川さんは今回もA組で圧倒的な強さを発揮して10連覇を達成した。
絶対王者は強い!まことにおめでとうございます。
まだ、子育て中でもあり、近年は全国大会への出場は辞退されているが、
今後も森川さんを目指してくる子供たちや若ものたちの目標であってほしいと願っている。

県代表には、中学生の宮寺奏和子さんと塩谷ゆう香さんに決定した。
宮寺さん「今年は、昨年叶わなかった1勝をあげれるように頑張りたい」
塩谷さん「高校生以来の代表で素直に嬉しい。自分らしく頑張りたい」
近年、全国大会のレベルは高く、予選突破はなかなか至難だ。
が、努力していれば道は拓かれる。
納得いくように存分に,そしてすべてを楽しんできてもらいたい。

B組(1級~9級)は小学生からずっと連続で参加されている80代の方まで
幅広い年代での対局。8人でも総当たりのリーグ戦になったが、無事にすべて打ち切った。
囲碁ママの北さん、日ごろの研究の成果が出て初優勝は素晴らしい。

C組(10級以下)は13路盤、D組(20級以下)は
9路盤(それぞれ3番勝負、2勝した方が◎、負けても〇)を使用した。
参加者はやる気満々。終わるとすぐに、「次誰と対局したらいい?」と聞いてくる。
まずはたくさん打ってほしいこと、そして×はつけないことなど、
前年同様、少しの工夫をした。
白星の数で入賞が決まるので、みんな対局を嫌がらず、たくさんの対局を
経験することが次に繋がっていくと考えている。





また中部総本部の武田祥典常務理事が前日の県支部連合会総会に参加された。
で、引き続き、今日も指導に当たっていただいた。
同じく勝つと◎、負けても〇が一つもらえるので、子供たちは次から次と挑戦した。

昼食時にはお目当てのケーキ!
昼食会場には一目美味しそうなケーキがたくさん並んでいる。
窓の外に眼をやれば180度の大パノラマが広がっている。
快晴の空の向こうにはいつもながら剱岳が見守ってくれている、抜群のロケーションだ。





表彰式の時、入賞できなくて悔しそうな表情をしていた子が数名いた。
一生懸命頑張ったのにな、気持ちはよくわかるよ。
その悔しい気持ちを次につなげてほしいと思う。
贈った図書カードに込められてる激励が伝わると嬉しい。
みんな、次は4月21日の「級位者大会+各段獲得戦」で会おうね。





記事&写真:風夢
編集:hide

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