【群遊観戦ツアー 2023年12月15日〜17日】
昨年に引き続き名古屋で開催された「群遊2023」(囲碁オールスター団体戦)の観戦に訪れた。
◆一日目
総勢8名で出発。外はあいにくの雨模様だったが、車中は囲碁クイズやカラオケで大いに盛り上がる。
あっという間に着いた名古屋で小県真樹九段と仲間2名(東京・山梨)と合流し、宿泊地を目指した。
南知多の内海温泉、季節外れの海のそばにたたずんでいる。
お風呂もそこそこに、早速小県九段を中心に対局が始まった。
途中夕食時には、カラオケ大会の余韻が残っており、なんと1002勝の小県九段が歌ってくれるという。
題名は「恋の予感」、うーんさすがだ、その甘い声はみんなのハートに染みた。
その後も囲碁三昧、小県九段は、酔うほどに調子が出て、ほぼ全員を相手にしていただいた、感謝です。
◆二日目
群遊会場に到着。早速、旧知の仲間たちと会うことができた。
中でも広島の浅本博さん(普及功労賞おめでとうございます)とは14年ぶり!
初めて広島の子供たち(23名)を引率され富山まで来ていただいた感激は今でも忘れない。
同行されてた古堀さんや水田さんともご挨拶したが、格別な気持ちが湧いてくる。
中には当時小学2年生の大森らんさん(現棋士二段)もいたが、昨年の群遊会場でご挨拶できた。
翌年は今度は富山の子供たちが訪問したり、そのころから広島はジュニア普及のモデルとして多彩なことをされおり、今も目標にしている県だ。
肝心の群遊は一段とグレードアップしていた。ユーチューブでも放送されているのでご覧になった方々も多いことだろう。
華やかなスター棋士が勢ぞろいして対局している様子は壮観だった。
そのほかの一つ一つのイベントに工夫がほどこされており、企画から進行すべてを担当されている
下島陽平実行委員長のご苦労が偲ばれる、ほんとうにご苦労さまでした。
中でも小生の記憶に残るのは、趙治勲九段の解説というか、会場を笑いの渦に巻き込むサービス精神というか、
囲碁界に対する愛情の表れというか、ともあれとても感激した。
筆者はNHK杯は治勲さんが解説ならほぼ見るのだけど、その100倍ほど気合が入っていたように見え、終わりごろにはジンときた。
◆三日目
午前中は「徳川園」を散歩。結果的には幸いというべきだろう「徳川美術館」が改修のため休館。
でゆっくり園内を散歩することができた。
この日は、小春日和のさわやかな青空が見える中、気持ちの良い時間を過ごすことができた。
園内で結婚式が行われていて、記念撮影が行われている。仲間が「おめでとうございます」と祝福する。
田舎では雪が降っているとの情報が入っているが、園内の光り輝いている庭木、池の鯉、そして抜けるような青空、
そして僕ら観光客すべてが花嫁花婿を祝福しているようだった。
さて午後からは、もう一つのメーンイベント。
山本賢太郎六段率いる広島の方々との交流会を楽しむために日本棋院中部総本部を訪問した。
「お久しぶりです」旧知のみなさんとご挨拶する。
下島陽平八段、昨日の疲れを全く感じさせないようなさわやかな表情だ。
早速、一回戦は交流会、二回戦は塚田千春初段を加えた三棋士との指導碁会が行われた。
成績は昨年も引き分けだったが、今回も奇跡的に引き分けだった。さすがに気配りの行き届いたみなさんである。
最後は棋士の方々の大盤解説で盛り上がる、会場はずっと温かな雰囲気で包まれている。楽しい時間はあっという間に過ぎていく。
「どうもありがとうございました」「お元気で、また会いましょう」次回の再会を約束して散会した。
おかげで充実した三日間だった。やはり気心の知れた仲間たちとの旅はいいもの、次の機会を楽しみにしていたい
(廣田 徹)
昨年に引き続き名古屋で開催された「群遊2023」(囲碁オールスター団体戦)の観戦に訪れた。
◆一日目
総勢8名で出発。外はあいにくの雨模様だったが、車中は囲碁クイズやカラオケで大いに盛り上がる。
あっという間に着いた名古屋で小県真樹九段と仲間2名(東京・山梨)と合流し、宿泊地を目指した。
南知多の内海温泉、季節外れの海のそばにたたずんでいる。
お風呂もそこそこに、早速小県九段を中心に対局が始まった。
途中夕食時には、カラオケ大会の余韻が残っており、なんと1002勝の小県九段が歌ってくれるという。
題名は「恋の予感」、うーんさすがだ、その甘い声はみんなのハートに染みた。
その後も囲碁三昧、小県九段は、酔うほどに調子が出て、ほぼ全員を相手にしていただいた、感謝です。
◆二日目
群遊会場に到着。早速、旧知の仲間たちと会うことができた。
中でも広島の浅本博さん(普及功労賞おめでとうございます)とは14年ぶり!
初めて広島の子供たち(23名)を引率され富山まで来ていただいた感激は今でも忘れない。
同行されてた古堀さんや水田さんともご挨拶したが、格別な気持ちが湧いてくる。
中には当時小学2年生の大森らんさん(現棋士二段)もいたが、昨年の群遊会場でご挨拶できた。
翌年は今度は富山の子供たちが訪問したり、そのころから広島はジュニア普及のモデルとして多彩なことをされおり、今も目標にしている県だ。
肝心の群遊は一段とグレードアップしていた。ユーチューブでも放送されているのでご覧になった方々も多いことだろう。
華やかなスター棋士が勢ぞろいして対局している様子は壮観だった。
そのほかの一つ一つのイベントに工夫がほどこされており、企画から進行すべてを担当されている
下島陽平実行委員長のご苦労が偲ばれる、ほんとうにご苦労さまでした。
中でも小生の記憶に残るのは、趙治勲九段の解説というか、会場を笑いの渦に巻き込むサービス精神というか、
囲碁界に対する愛情の表れというか、ともあれとても感激した。
筆者はNHK杯は治勲さんが解説ならほぼ見るのだけど、その100倍ほど気合が入っていたように見え、終わりごろにはジンときた。
◆三日目
午前中は「徳川園」を散歩。結果的には幸いというべきだろう「徳川美術館」が改修のため休館。
でゆっくり園内を散歩することができた。
この日は、小春日和のさわやかな青空が見える中、気持ちの良い時間を過ごすことができた。
園内で結婚式が行われていて、記念撮影が行われている。仲間が「おめでとうございます」と祝福する。
田舎では雪が降っているとの情報が入っているが、園内の光り輝いている庭木、池の鯉、そして抜けるような青空、
そして僕ら観光客すべてが花嫁花婿を祝福しているようだった。
さて午後からは、もう一つのメーンイベント。
山本賢太郎六段率いる広島の方々との交流会を楽しむために日本棋院中部総本部を訪問した。
「お久しぶりです」旧知のみなさんとご挨拶する。
下島陽平八段、昨日の疲れを全く感じさせないようなさわやかな表情だ。
早速、一回戦は交流会、二回戦は塚田千春初段を加えた三棋士との指導碁会が行われた。
成績は昨年も引き分けだったが、今回も奇跡的に引き分けだった。さすがに気配りの行き届いたみなさんである。
最後は棋士の方々の大盤解説で盛り上がる、会場はずっと温かな雰囲気で包まれている。楽しい時間はあっという間に過ぎていく。
「どうもありがとうございました」「お元気で、また会いましょう」次回の再会を約束して散会した。
おかげで充実した三日間だった。やはり気心の知れた仲間たちとの旅はいいもの、次の機会を楽しみにしていたい
(廣田 徹)